Amazon期間限定セール!開催中👉

Word 目次の作成【第7章,難易度★★★★☆基本編】

(難易度:★★★★☆)

論文や報告書など、長い文書では目次が必要です。Wordは、見出しを設定することで、目次を自動で作成することができます。この記事では、Wordの目次作成方法を解説します。

※この記事は、Microsoft 365のWordを利用して説明しています。他のバージョンのWordでは、操作方法が異なる場合があります。

Word 見出しの設定

自動で目次を作成するためには、まず、それぞれの見出しにレベルを設定しなければなりません。参考資料タブのリボンにある目次の項目で、テキストの追加を選びます。大きな見出しから順に、レベル1、レベル2、……となりますので、下の例では、大見出しにレベル1、中見出しにレベル2を設定します。もし、小見出しがあれば、レベル3です。また、これは目次に表示するための設定ですので、小見出しがあっても、目次に表示しないのであれば、レベルを設定する必要はありません。


見出しの設定

Word 目次の自動作成

見出しの設定が完了すると、目次を自動で作成することができます。まずは、目次を作成したい位置にカーソルをあわせます。表紙やまえがきがあれば、その次に目次を挿入しますし、表紙や前書きがなく、第1章から始まるのであれば、冒頭に目次を挿入するのが一般的でしょう。
目次を作成したい位置にカーソルをあわせたら、参考資料タブの目次の項目にある目次のアイコンをクリックします。目次スタイルの一覧が表示されるので、自動作成の目次を選択します。


目次の自動作成

あらかじめカーソルをあわせた位置に、自動で目次が作成されます。また、ページ番号も自動で挿入されます。


自動で作成された目次

Word スタイルの編集

自動で作成した目次のタブリーダー(見出しとページ番号の間の点線)や目次のスタイルを変更することができます。変更するためには、参考資料タブのリボンにある目次の項目で、目次のアイコンをクリックします。次に、一覧の下部にあるユーザー設定の目次を選択します。そうすると、目次というウィンドウが表示されますので、目次タブの中で、タブリーダーを変更したり、書式を選択したりします。


スタイルの編集

Word 目次のリンク

自動で作成した目次は、本文中の見出しとリンクしています。そのため、ctrlキーを押しながら、目次の中の見出しをクリックすると、本文中の該当する見出しへと移動することができます。
文書が長くなってくると、全体の文書の中から執筆したい箇所を探すことが大変に感じるものです。そのようなとき、Wordの目次機能を使うことで、簡単に該当する部分へ移動することができます。このように利用できると、ただ目次を作成するだけではなく、文書を作成するのにも便利な機能です。


目次のリンク

Word 目次の更新

目次を作成した後に、見出しを変更したり、本文を追記したことでページが移動したりすることがあります。そのようなとき、自動で作成した目次は、そのままでは更新されません。そのため、目次を更新する作業が必要になります。
目次を更新するためには、参考資料タブのリボンにある目次の項目で、目次の更新を選択します。または、文書中で目次にカーソルをあわせると、目次の更新と書かれたアイコンが表示されますので、こちらをクリックすることもできます。そうすると、目次の更新というウィンドウが表示されますので、ページ番号だけを更新する、または、目次をすべて更新する、のどちらかを選択して、OKをクリックすると、目次が更新されます。


目次の更新

まとめ

この記事では、Wordの機能を利用して、目次を自動で作成する方法を解説しました。目次を作成するだけではなく、目次のリンクを利用すれば、文書作成時にも便利な機能ですので、ぜひ利用してみてください。Wordの操作(導入編) Wordでできること【第1章,難易度★☆☆☆☆基本編】Wordの基本操作と名称【第2章,難易度★★☆☆☆基本編】Word ページのレイアウト【第3章,難易度★★☆☆☆基本編】Word 段落の書式【第4章,難易度★★☆☆☆基本編】Word 表・画像・ワードアートの挿入【第5章,難易度★★★☆☆基本編】Word 文章校正ツール【第6章,難易度★★★☆☆基本編】Word 目次の作成【第7章,難易度★★★★☆基本編】Word 差し込み文書(宛名印刷)【第8章,難易度★★★★★応用編】Word,ワード 使い方まとめ初心者~プロまで【全1章~8章】PowerPoint,パワーポイント 使い方まとめ初心者~プロまで【全1章~7章】Excel,エクセル 使い方まとめ初心者~プロまで【全1章~8章】Photoshopの使い方!初心者むけ最短上達の方法!写真加工などをプロが教える