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Word 表・画像・ワードアートの挿入【第5章,難易度★★★☆☆基本編】

(難易度:★★★☆☆)

Wordでできるのは、文字の入力だけではありません。表や図を作成したり、画像を挿入したりすることもできます。この記事では、文字の入力以外で、文書に挿入できるWordの機能を紹介します。これらが分かると、より見やすい書類を作成できるようになるでしょう。

※この記事は、Microsoft 365のWordを利用して説明しています。他のバージョンのWordでは、操作方法が異なる場合があります。

Word 表の挿入と罫線

ここでは、表の挿入の仕方や、挿入した表のスタイルを変更する方法について解説します。文字入力以外では、Wordの中で頻繁に利用する機能のひとつだと思います。

表の挿入

表を挿入するためには、表を挿入したい位置に、まずはカーソルをあわせてから、挿入タブのリボンにある表のボタンをクリックします。そうすると、表に関係する項目が表示されます。その中の上部に表示されているマス目が、表の横と縦のセル数、すなわち行数と列数を表していますので、挿入しようと思う表の行数と列数に該当するマスをクリックしましょう。文書の中に、表が挿入されます。


表の挿入

表のスタイル

上記プロセスで挿入される表はとてもシンプルなものですので、作成する文書にあわせて、表のスタイルを変更します。文書上で、表の中にカーソルをあわせると、テーブルデザインというタブが新たに表示されます。テーブルデザインタブのリボンには、表のスタイルという項目がありますので、その中から、文書にあった色やデザインを選びましょう。クリックすると、文書中の表のスタイルが変更されます。


表のスタイル

罫線の設定

表のスタイルから、あらかじめ設定されているデザインを選ぶ以外にも、表のデザインを変更する方法があります。罫線を変更するのであれば、テーブルデザインタブのリボンにある飾り枠の項目を利用します。飾り枠の項目では、線の種類、線の太さ、線の色が選べるようになっていますので、これらを選びます。マウスのポインタがペンの形になりますので、このペンでスタイルを変更したい罫線をクリックするとスタイルが変更されます。罫線の設定が終わり、文字入力に戻る場合は、「罫線の書式設定」と書かれたアイコンをクリックして解除すると、マウスのポインタが元の矢印の形になり、文字入力ができるようになります。


罫線の設定

水平線

表以外にも、ページの区切りなどで、文書中に横の罫線を引きたいことがあります。そのようなときのために、Wordには水平線という機能があります。まずは、線を引きたいところに、カーソルをあわせます。ホームタブのリボンに段落という項目があります。その中に、罫線のアイコンがありますので、右側の▼をクリックします。そうすると、罫線に関係する項目が表示されますので、その中から水平線を選んでクリックすると、文書中に水平線が挿入されます。
この水平線のスタイルは変更することも可能です。挿入した水平線をダブルクリックすると、水平線の書式というウィンドウが表示されます。幅、高さ、色、配置が選択できたら、OKをクリックすると、書式が文書中の水平線に反映されます。


水平線

Excelの挿入

Wordでは、表を作成するだけではなく、WordにExcelのワークシートを埋め込むこともできます。表に数字を入力して、計算が必要な場合などは便利な機能でしょう。Wordの挿入タブのリボンで、表のアイコンをクリックします。表示された機能の中から、Excelワークシートを選択します。


Excelワークシートの挿入

Wordの中にExcelのワークシートが表示され、Excelを編集できるようになりました。


Excelワードシートの編集

また、WordにExcelワークシートを埋め込むだけではなく、Wordのファイルとは別にExcelで編集しているものを、コピーしてWordに貼り付けて利用することも可能です。

Word 画像の挿入

ここではWordに画像を挿入する方法を解説します。文字だけでは説明が難しい内容も、画像を挿入することで、分かりやすい文書を作成できるでしょう。

画像の挿入

画像を挿入するには、ドラッグで画像を挿入する方法がもっとも簡単だと思います。挿入したい画像をドラックしてきて、Word文書の上に置くだけで、文書に画像が挿入されます。この他の方法としては、挿入タブのリボンにある画像のアイコンをクリックして、ファイルを選択し、画像を挿入することも可能です。


画像の挿入

サイズの調整

挿入した画像のサイズを調整するには、画像の4隅にある丸い点を使います。この点をドラッグした状態で移動させると、画像のサイズが変わります。丸い点は、それぞれの辺の中心にもありますが、こちらの点を使うと、縦横比が固定されずにサイズが変わります。そのため、画像が変形してしまいますので、注意が必要です。
画像をクリックすると、図の形式タブが表示されます。図の形式タブのリボンにあるサイズの項目で、右下にある矢印をクリックすると、レイアウトというウィンドウが表示されます。この中にあるサイズタブでは、数字を入力して画像のサイズを調整することができます。


サイズの調整

図のスタイル

図の形式タブのリボンには、図のスタイルという項目があります。この機能を使うと、挿入した画像に枠をつけたり、面取りをしたり、影をつけたりするなど、クリックひとつで、画像の見栄えを変更できますので、画像のアレンジが楽しめます。


図のスタイル

文字列の折り返し

画像の挿入の最後に、文字列の折り返しを設定する方法を解説します。この設定をすることで、文字列と画像の位置を調整できます。画像を背景として、画像の上に文字列を配置することも可能です。設定方法ですが、挿入した画像の横には、文字列の折り返しを設定するアイコンが表示されますので、このアイコンをクリックするか、図の書式タブのリボンにある位置、もしくは文字列の折り返しから設定します。


文字列の折り返し

Wordの図の描画

Wordには図を描く機能があります。簡単な操作で、フローチャートを作成したり、吹き出しを描いたりすることができます。図を描くには、挿入タブのリボンにある図形のアイコンをクリックします。


図の描画

Word ワードアート

ワードアートを使うと、飾り文字を作成できます。タイトルなど文字を装飾したいときに、便利な機能です。まずは、ワードアートを適用したい文字列を選択します。次に、挿入タブのリボンにあるテキストの項目で、Aが斜めになったようなアイコンをクリックします。ワードアートの一覧が表示されますので、適用したいデザインを選択します。そうすると、文字列が選択したワードアートに変更されます。


ワードアート

作成したワードアートのスタイルを調整するには、図形の書式タブのリボンにあるワードアートのスタイルの項目を利用します。文字や枠線の色を変更したり、文字を回転させたりするなど、自由に変更できます。


ワードアートのスタイル

まとめ

この記事では、表や画像、ワードアートの挿入について解説しました。これらの機能を使うと、文書が見やすくなるだけではなく、文書を作成する側も、書類作りが楽しくなってきますので、ぜひ試してみてください。Wordの操作(導入編) Wordでできること【第1章,難易度★☆☆☆☆基本編】Wordの基本操作と名称【第2章,難易度★★☆☆☆基本編】Word ページのレイアウト【第3章,難易度★★☆☆☆基本編】Word 段落の書式【第4章,難易度★★☆☆☆基本編】Word 表・画像・ワードアートの挿入【第5章,難易度★★★☆☆基本編】Word 文章校正ツール【第6章,難易度★★★☆☆基本編】Word 目次の作成【第7章,難易度★★★★☆基本編】Word 差し込み文書(宛名印刷)【第8章,難易度★★★★★応用編】Word,ワード 使い方まとめ初心者~プロまで【全1章~8章】PowerPoint,パワーポイント 使い方まとめ初心者~プロまで【全1章~7章】Excel,エクセル 使い方まとめ初心者~プロまで【全1章~8章】Photoshopの使い方!初心者むけ最短上達の方法!写真加工などをプロが教える