ビットコインが美術,芸術の世界にもたらした革変:VALUやTIME BANKでのクリエーター価値











昨今の日本の社会情勢はアベノミクスからの流れで好景気で、求人倍率は1.0%を超えている。美術業界もまたその好景気の波を受けて、会社は良い人材を獲得すべく必死である。
本当にいい人材は、さっさとフリーランスや起業などして好き勝手に生きているので手に入れることはできないのだが、高学歴な真面目でポートフォリオを充実させ、コンペを勝ち抜いてきた、情熱とやる気のある優秀な学生は是が日でも欲しいのである。

しかし就職、転職する前に少し立ち止まって考えてほしい。昨今は仮想通貨などのビットコインがブレイクし、お金に対する価値観が少しずつ変わってきた。
最近までは夢を持って美術を学んだものの、仕方なく就職して、お金のために仕方なく働いて… 99.9%が大体こんな感じであった。
そして時代は流れ、Youtuberなど趣味が仕事になるケースが増え、VALUやTIME BANKなどの個人の価値をお金に変えることができる時代になった。そこで改めて問われる資本主義における本当の価値とは何か、それがどう就職や転職に結び付いていくのかを実体験を踏まえて解説していく。

世代別の価値観の違い

1980年代前後に生まれ、生まれた時からパソコンに触れている世代の人間をデジタルネイティブ世代と呼ぶ。その後2000年前後に生まれた世代第二次デジタルネイティブ世代とされている。そう。我々の世代の事だ。ブラック企業の見分け方の欄で説明した、歴史のある会社で働いている先輩社員30~40代は団塊の世代と呼ばれ、これらの世代より上の世代の人間だ。
彼らはお金は働いて稼ぐものだという資本主義的な思考が強い。デジタルネイティブ世代と育った環境がまるで違うのだ。

デジタルネイティブ世代はほとんどが、SNS社会を学生の頃から経験している人間がほとんどだ。日本ではmixiが流行り、Twitterが出てきて、Facebookになり、今の主流はLineからInstagramになっている。SNS社会を当然のように経験してきた世代の価値観は、フォロワー数やいいねの数などの承認欲求で満たされる価値を知っている。そのフォロワー数やいいねの価値はVALUやTIME BANKによって数値化され、ビットコインによって売買できるようになった。(お金では制度上このような株式市場を模したシステムは作れないのだ。)このような価値観はSNSに触れてこなかった団塊の世代には理解できない部分がある。
ビジネスにおけるチャンスはここにあるのだ。美術や芸術における専門的な知識や技術は労働によってお金を稼ぐ道具にするのではなく、このようなSNSで評価されるような他者を満たす価値観である。それが評価される時代はもう来ているのだ。具体的な分かり易い例で言えばyoutuberやInstagramerなどは正にそれである。

YoutuberやInstagramer

SNSタレントの登場はデジタルネイティブの1世目と2世代目の丁度間くらいの年齢層からだ。2012年にyoutuberがブレイクし、好きなことで生きていくなどと舐めた言葉を耳にする事が多くなった。彼らはフォロワー数や再生回数と言ったものがそのまま自分の価値につながるという事を知っている。その価値が広告収益や投げ銭(中国系ストリーミングサービス)によってお金に変わっていることを、誰から教わるわけでもなく、自然と理解しているのだ。
また、彼らは美術、芸術における専門的な動画や写真の知識や技術があるわけでもない。素人なのである。それがあれだけのフォロワーを有し、高年収なのだから、この価値を切り売りしてお金に変えるという新たな概念は無視できないものである。今後はこのような流れが加速していき、資本主義の既成概念を淘汰していくことは簡単に想像できる。

専門的な知識を持つクリエータが意識すべきこと

では専門的な知識を持つ我々が彼らのような熱狂を生めるかというと、話はまた変わってくる。SNSタレントは昔でいう所のテレビタレントのようなもので、早いタイミングで始めた先発組の普通のオッサンと容姿端麗な専門ジャンルに特化した後発組によって成り立っている。クラスの人気者タイプかミュージシャンのようなよっぽどエンターテイメントに特化した技術を持たない限りは成功しないだろう。だがしかし、専門的な技術力を高めていくことは個人としての価値を高めることにつながってくる。例えば良い作品を作り続けてSNSにアップしていると自然とフォロワーが増え、大きな仕事も舞い込みやすくなるし、固定のファンが増えればVALUやTIME BANKなどの需要も増えてくるだろう。

会社に入って資本主義の奴隷になるのではなく、貴方自身の価値を高めてファンを増やすことこそが資産となり、それが結果的にお金に変わっていくのである。そう言った意味では何かに熱中している人間の方が、見ている側にも伝わるので価値を生み出しやすいだろう。yourtuberやInstagramerでも本当に楽しそうに配信しているクリエーターにファンが集まっているように感じる。

これからやるべきこと

一番大切なことは何か目標を持つことであろう。それに向かってひたすら作品を作り続けることが一番の近道である。そこに先程述べた価値がお金に変わるという意識を加えて、自分自身の熱狂的なファンを獲得していけば良いのだ。フォロワーさえ増やせばいいのだから、SNSが無かった昔のクリエータよりは随分と売れやすい世の中になっているはすだ。ただ、フォロワーに価値のあるものを提供するには、自分自身の価値を高めていかないといけない。人間は正直なので、価値のないものには見向きもしないし、お金の為だけに作っている物などすぐに見破られるであろう。

本当に目指したい方角の専門知識を高め、自らの価値を上げていけるかどうかが、今後のクリエータの課題だろう。














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