オープン価格がRyzen3400Gで2万円前後、Ryzen3200Gがなんと13000円という安価設定。これはまた安価帯のPCの勢力図が一気にRyzenに傾きそうな流れです。価格設定はRyzen3200Gが1.2万円前後、Ryzen3400Gが1.8万円前後です。しばらくすると、今の2400Gくらいの値段に落ち着いてくるはずです。Ryzen3000シリーズ最新売れ筋ランキング
大人気で安価帯コスパ最高のRyzen5-2400G、Ryzen3-2200Gの新しいバージョンで、嬉しい事にRyzen5-2400Gの当初の設定価格であった1.8万円前後から、Ryzen3400Gは1.5万円前後と値下げされているようで、グラフィックやCPUクロック性能が向上しているようです。この2万円以内のCPUの覇権は完全にRyzenが掌握していると言っても過言ではありません。
最近intelの9400Fが1.9万円で売れていますが、あれはグラフィック機能が付いておらず、単体では使用できません。なので自作PCを作るとなってくるとグラボを入れる必要があるため5万円以上はかかってしまいます。対してRyzenのGシリーズを入れるとグラボを入れる必要が無く、内臓グラフィック機能もIntelのCPUよりも高いので、5万円以下でかなりコスパが良い自作PCを作ることができます。
また、最近ノートパソコンにRyzenのCPUが搭載されるようになってきており、Intelとのシェアも逆転する所まできたのはこの辺りの性能とコスパにおける所が大きいのは間違いありません。2万円以下のCPUの覇権をRyzenが握っているので、3400Gや3200Gが投入されると、その流れに拍車がかかるのは間違いないでしょう。

Ryzen3200G,3400Gの価格と性能
型番 | コア/ スレッド |
グラフィック | クロック/ターボ | キャッシュ | TDP | 価格 |
Ryzen 9 3900X | 12 / 24 | – | 3.8 / 4.6 GHz | 70MB | 105W | 6万前後 |
Ryzen 7 3800X | 8 / 16 | – | 3.9 / 4.5 GHz | 36MB | 105W | 5万前後 |
Ryzen 7 3700X | 8 / 16 | – | 3.6 / 4.4 GHz | 36MB | 65W | 4万前後 |
Ryzen 5 3600X | 6 / 12 | – | 3.8 / 4.4 GHz | 35MB | 95W | 3万前後 |
Ryzen 5 3600 | 6 / 12 | – | 3.6 / 4.2 GHz | 35MB | 65W | 2,5万前後 |
Ryzen 5 3400G | 4 / 8 | Vega 11 | 3.7 / 4.2 GHz | 6MB | 65W | 2万前後 |
Ryzen 3 3200G | 4 / 4 | Vega 8 | 3.6 / 4.0 GHz | 6MB | 65W | 1万前後 |
価格がかなり安く設定されており、海外リーク情報なので、未知数な所も多いですが、期待しても良い数値です。サブ機やライトゲーム用途、事務作業などをするのに汎用性が高そうなスペックです。個人的には3600がコスパが良さそうな予感がします。
Ryzen3200G,3400Gの発売日
7月7日販売です。価格は3200Gが1.2万円前後、3400Gが1.8万円前後です。オープン価格なので、しばらくすると、今の2400Gくらいの値段に落ち着いてくるはずです。オープン価格の設定がかなり良心的なので、今後安価帯のCPUの主力機になってきそうな予感がします。
Ryzen2200G,2400Gと新型3200G,3400Gの比較
型番 | Ryzen3-2200G | Ryzen 3 3200G | Ryzen5-2400G | Ryzen 5 3400G |
---|---|---|---|---|
コアテクノロジー | 14nm Zen | 12nm Zen+ | 14nm Zen | 12nm Zen+ |
コア数/ スレッド数 | 4 / 4 | 4 / 4 | 4 / 8 | 4 / 8 |
ベースクロック | 3.5 GHz | 3.6 GHz | 3.6 GHz | 3,7 GHz |
ターボ時 | 3.7 GHz | 4.0 GHz | 3.9 GHz | 4.2 GHz |
キャッシュ | 4 MB | 4 MB | 4 MB | 4 MB |
メモリサポート | DDR4-2933 | DDR4-2933 | DDR4-2933 | DDR4-2933 |
GPUチップ | Vega 8 | Vega 8 | Vega 11 | Vega 11 |
GPUコア | 512 SPs | 512 SPs | 704 SPs | 704 SPs |
GPUクロック | 1100 MHz | 1250 MHz | 1250 MHz | 1400 MHz |
TDP | 65W (cTDP 45W) | 65W (cTDP 45W) | 65W (cTDP 45W) | 65W (cTDP 45W) |
価格 | 1万円前後 | 1万円前後 | 1.4万円前後 | 1.5万円前後 |
全体的にグラフィック性能とベースクロック、ターボブースト時の数値が改善されています。安くなっているRyzen5-2400Gを買っておくのが一番コスパが良さそうですが、ロマンを求めるのもアリでしょう。
自作PCのRyzen 3200G,3400Gと構成プラン
ノートパソコンのシェアや家庭向けのPCシェアは今逆転してこようとしています。自作PCにおいてもその傾向は強いです。トータルを5万円以内に抑えたい場合は真っ先に選ぶべきCPUがRyzen5-2400G、Ryzen3-2200Gでしたから、今後それらが新型に変わってもその流れは続くでしょう。3400G辺りは価格の初期設定も低そうなので、かなり自作PCにおいても人気が出てきそうな気がします。Ryzen3000シリーズ最新売れ筋ランキング
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- CPU(性能重視)Ryzen3700X
CPU(安価重視)Ryzen3600(25000円前後)
Ryzen3400G(グラボ抜きで安価構成ならこちら20000円前後) - GPUはRadeon 5700(どれでも中身が同じなので安いのを選んで下さい45000円前後)
- マザーボードがMSI A Pro(M.2使わずに通常用途ならこれが最高20000円前後)
MSI Gaming(冷却やコスパで考えるとこれが最高22000円前後)
ASUS Pro(そこそこ性能にこだわりたいならこちら33000円前後) - ストレージ→シリコンパワー512G (6500円)
ストレージ(性能重視)→SunDisk500G (7900円) - メモリ→Team DDR4 16G(9200円)
- CPUクーラー→虎徹MK2(3430円)
- 電源→玄人志向500W(4600円)
電源(性能重視)→Corsair RM650x(11000円)
- ケース→Fractal Design Define R6 Black (17000円)
ケース(安さ重視)→CS7070(4300円)
- OS→Windows10(0~15000円)
(所有物や中古で代用可)
- モニター23~27インチ(0~12000円)
(所有物や中古で代用可)

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