Ryzenのコスパ最高と言われるRyzen5-2400G、Ryzen3-2200Gはどのくらいの性能なのでしょうか??結論から言うと、グラフィック性能をGTX1030程度の能力を有しており、CPU性能はIntel Corei3-8100くらいです。シングルコア性能も大差なく安価帯で最高のコストパフォーマンスです。グラフィック性能では同価格帯のIntelを圧倒しているので、この価格帯のCPUを使う場合はRyzenで組む人の方が多いです。
AMD Ryzen 2400G,2200Gで構成するメリット
まずこのCPUを選ぶ場合は、グラボを使わずに安くてそこそこコスパが良いPCを作る人が多いです。グラボありきならもう2~3000円出して上のクラスのRyzen5-2600やCorei5-9400Fを入れた方が断然コスパがいいので、ここは絶対に間違えてはいけない所です。Ryzen5-2600やCorei5-9400Fはグラフィック機能が付いていないグラボを付けるのが大前提で作られているCPUなので。また、CPUクーラーが付いている所も評価が高く、別途購入する必要がありません。安価で構成するには至れり尽くせりです。
- グラボ無しでGTX1030相当のグラフィック機能を所有した自作PCを作れる
- CPU性能はくらい高いのに1=1.5万円くらいの安さ
- CPUクーラーは付属しているので買わなくていい





AMD Ryzen 2400G,2200Gの性能
性能は、重たいゲームは無理ですが、軽いゲームならフルHD1920サイズでもプレイすることができますし、低画質なら快適にできます。フォトショップなどの一般向けソフトなど何の問題も無くサクサク動いてくれます。
このCPUは最低コストでそこそこ良いCPUを作りたい人には、現時点でベストチョイスの一つに入ってくるCPUでしょう。Ryzen5-2400G、Ryzen3-2200Gの性能差はそこまで大きくないです。使ってみた感覚では差を感じなかったのでRyzen3-2200Gは1万円前後で買えるので、良い時代になったと言うしかないです。
モデル | Ryzen 5 2400G |
Ryzen 3 2200G |
|
---|---|---|---|
コア/スレッド | 4/8 | 4/4 | |
ベースクロック | 3.6GHz | 3.5GHz | |
ターボコア機能 | 3.9GHz | 3.7GHz | |
キャッシュ | L2 | 2MB | 2MB |
L3 | 4MB | 4MB | |
GPU | Radeon Vega 11 Graphics | Radeon Vega 8 Graphics | |
マザボ対応ソケット | Socket AM4 |
AMD Ryzen 2400G,2200G,2600 VS Intel 9400F
上の価格帯で2万円前後のCorei5-9400Fと比べると負けてしまします。同じ価格帯で比べるならRyzen5-2600の方になります。これらはグラフィック機能を全て排除しており、シングルコアやマルチCPU機能にこだわって作られたCPUです。これを比較した場合はシングルコア性能ではCorei5-9400Fの方が上なので、ゲーム用やIntelでコスパ良く組みたいならこちら。レンダリングやエンコードの性能はRyzen5-2600のの方が高いのでこちらがオススメ。ただこれらで構成する場合はグラボを必要とする上に、IntelはCPUクーラーも買わなければいけないので、予算が5万円を超えてきます。安くてコスパが良い自作PCを作るにはRyzen5-2400G、Ryzen3-2200G辺りを使うのがベストの選択肢と言えるでしょう。




