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PowerPoint アニメーションの設定【第6章,難易度★★★☆☆基本編】

(難易度:★★★☆☆)

PowerPoint(パワーポイント)はMicrosoft社が提供している、プレゼンテーション用資料作成のために作られたソフトソフトウェアです。
今回はアニメーション設定について説明します。

スライドショーで説明をする際に、スライドに動きが欲しいと思うことはよくあると思います。そんな時に動きを設定するのがアニメーション機能になります。
これを理解することでより効果的なスライドを作成するための武器を手にすることができます。一方でアニメーションは業界や会社等のコミュニティによって考え方が異なり、そもそも奨励されていない場合もあります。

プレゼン相手の環境を考慮の上、必要な時に使えるように設定方法を理解しましょう。

PowerPointアニメーションの種類

アニメーションでは、開始時、強調時、終了時の3つのタイミングで図形を何らかの方法で表示させたり非表示にしたり、動かしたりすることができます。効果で分けると、①図形が出現する、②図形が強調される、③図形が消滅する、④図形が何らかの軌跡をたどるの4つの効果を設定します。この①~④は単一で設定するときもあるし、重ね合わせて設定することもあります。


PowerPointで用意されているアニメーション

①~④の重ね合わせによるアニメーション設定は後述しますが、単一の場合はアニメーションを追加したい画像を選択した状態で”アニメーション”タブから該当する効果を選択するだけと、とてもシンプルな機能になっています。


アニメーションの設定場所

詳細は後述するものとして、ここではアニメーションの効果①~④の分類それぞれの効果例をご紹介します。

図形が出現する

クリックをすると図形や写真が現れるようなアニメーションは、PowerPointのアニメーション設定上では緑色で”開始”として記載されています。


“開始”のアニメーション

アニメーションの中で最も使用するのがこの”開始”になると思います。

図形が強調される

クリックするとすでに表示されている図形や写真に変化がかかるようなアニメーションは、PowerPoint上では黄色で”強調”として記載されています。


“強調”のアニメーション

使用する場面は限定されていますが、スライドのどこか視点を集めたいとき、ワンポイント的に使うと効果的です。

図形が消滅する

クリックすると図形や写真が消滅するようなアニメーションは、PowerPoint上では赤色で”終了”として記載されています。


“終了”のアニメーション

ワンスライドで表現したい内容の中で、説明時に余計な情報を見えなくするとき等に使用すあることがありますが、個人的には消去するのであれば別スライドにした方が確認もしやすいと思っており、単体での使用シーンは少ないイメージです。軌跡との組み合わせで使われるシーンはたまに見られます。

図形が何らかの軌道をたどる

図形や写真を動かしたいときに設定できるのがアニメーションの軌跡です。


アニメーションの軌跡

フリーハンドで軌跡を描くこともでき、状況によってはプレゼン資料の印象を与える部分で役に立ちます。他のアニメーション設定と組み合わせて使用されることが多いようです。

PowerPoint アニメーションの基本的な設定方法

一通りアニメーションの効果を確認したので、いよいよ設定をしていきましょう。手順的にはスライドショーの中でアニメーションが動く順番に、図形と対応するアニメーションの設定を行い、アニメーションウィンドウ上で、アニメーションの種類・効果のタイミングを指定する流れになります。実例にて手順を追ってみます。
では下図について、次の動作を指定する例で設定していきます。

  • 1クリック目:青枠内が表示される
  • 2クリック目:右上の写真が揺れる
  • 3クリック目:赤枠の写真・図形がすべて消え、残った画像を拡大する


今回設定するアニメーション

1クリック目の動作は、青枠内の写真・画像を全部選択して、”アニメーション”タブの緑色の効果を選択すれば完了します。今回はフェードを選んでみましょう。2クリック目の動作を設定するときに、右上の写真には2つ目のアニメーションになります。このように複数のアニメーションを追加する場合は、同じ”アニメーション”タブでも、「アニメーションの追加」ボタンから効果を選びましょう。


アニメーションの追加ボタン、アニメーションウィンドのボタン位置

今回は”強調”のシーソーを選びます。これで2クリック目までの設定が完了しています。
続いて3クリック目の前半、「赤枠の写真・図形がすべて消え」までを設定します。これまでと同様に、赤枠の写真・図形をすべて選択し、「アニメーションの追加」ボタンから”終了”の効果を選択します。何でもいいのですがここでは縮小および回転にしてみましょう。

続いて3クリック目後半部の「残った画像を拡大する」を設定します。端の画像なのでセンターに持ってきましょう。このときにアニメーションの軌跡の、直進を選びます。選択するとスライド上に矢印が現れます。これが図形が動く軌跡を表しているので、終点を調整しましょう。

続いて拡大するので、同じ画像を再度選び、「アニメーションの追加」から”強調”の拡大を選びます。次に拡大率を200%に選択するため、アニメーションの詳細設定を行います。この手順で進めていれば、拡大のアニメーションは”5”番のはずなので、5をクリックし、”アニメーション”タブ内、アニメーションブロックの右下の四角をクリックします。ここから拡大率を200%に修正しOKをクリックします。


拡大設定の詳細設定

これで基本的な設定は終了しました。しかし、このままではまだ3クリック目で動作が完結していないですね。そのためここの詳細設定を行うためにアニメーションウィンドウで調整します。「アニメーションの追加」の横にある「アニメーションウィンドウ」ボタンをクリックしましょう。


アニメーションウィンドウの見方と編集方法

スライド内の全部のアニメーションがこちらに表現されています。3クリック目の該当部分を編集します。一番下の2つがマウスのマークになっているため、クリックしないと動作が開始しない設定になっています。これを変更するために、アニメーションウィンドウ上で一つずつクリックし、右端に出る下矢印をクリック、”直前の動作と同時”をクリックしてください。

これでマウスのマークの一番大きな数字が3になっていれば、クリック3回でアニメーションはすべて動作することになります。最後にスライドショーを実行して想定通り動くか確認してみましょう。最終的なアニメーションウィンドウの設定結果例は下図のようになります。


アニメーションウィンドウ設定例

いかがでしたでしょうか?若干のややこしさはあると思いますが、設定自体はそれほど難しくはないと感じたのではないでしょうか?
アニメーションを多用すると、スライド上の情報もさらに多くなりがちなので筆者としてはあまり使用しない方向の方が好みですが、是非理解はしておきましょう。

PowerPointスライド遷移時のアニメーション

図形に関するアニメーション設定方法を上述しましたが、スライドが切り替わるタイミングもアニメーションのように遷移することが可能です。
スライドページが切り替わる際にどのような切り替わり方をするかを設定することができます。


スライド遷移の設定箇所

画像のように様々な効果が用意されていますが、筆者が見たことがあるのは赤枠で囲っている効果ぐらいで、このあたりがよく使われる効果かなと思います。特に変形やフェードは設定がシンプルかつ、スライドによっては効果的に印象を与えることができるものをおススメします。

このうち”変形”は前後スライドの差分に合わせて、自動的にスライド間で図形が変形したように見せる効果を付与します。フェードはスライドが一度ゆっくりブラックアウトして、次のスライドがゆっくり表示されるような効果を付与します。下図は変形のスライド間遷移例です。


”変形”によるスライド間遷移例

これらの効果は設定したページでのみ有効なので、スライドショー全体の中でいろいろな効果を付与することも可能です。
効果については説明するよりも確認いただく方が早いと思いますので、是非触ってみてください。

大事なのは効果ではなく伝えたい内容になりますので、伝えたい内容を軸にスライド構成から適する効果を選択して使用しましょう。

まとめ

本ページではPowerPointのアニメーション機能について説明しました。アニメーションは聞き手に大きな印象を与えることや、スライドをよりわかりやすくするための武器になる機能です。

基本的にはアニメーションは使いすぎず、わかりやすくする部分は使う、ぐらいの感覚が良いかと思いますが、業界や企業の文化によりその使用状況が変わるという側面もあり、相手のために使いやすいアニメーションを考えることが大事になります。

色々あるアニメーション機能を理解しておくことで表現の幅や対応力に差が出ます。是非色々触って、表現のレパートリーを増やしておきましょう。PowerPointでできること操作,導入など【第1章,難易度★☆☆☆☆基本編】PowerPoint 基本操作,名称,スライド編集など【第2章,難易度★★☆☆☆基本編】PowerPoint スライドショーの設定【第3章,難易度★★★☆☆基本編】PowerPoint 表・図の描画【第4章,難易度★★★☆☆基本編】PowerPoint 画像・動画の使用,挿入【第5章,難易度★★★★☆基本編】PowerPoint アニメーションの設定【第6章,難易度★★★☆☆基本編】PowerPoint スライドマスタの使用【第7章,難易度★★★★★応用編】Word,ワード 使い方まとめ初心者~プロまで【全1章~8章】PowerPoint,パワーポイント 使い方まとめ初心者~プロまで【全1章~7章】Excel,エクセル 使い方まとめ初心者~プロまで【全1章~8章】Photoshopの使い方!初心者むけ最短上達の方法!写真加工などをプロが教える