Photoshop

デッサン力をデジタルに変換するツール

PhotoshopはカメラマンからデザイナーまでAdobeソフトの中では最も幅広く使われているソフトである。美術系の仕事に就くならば必須と言われているのがこのソフトである。

学習する上で良く言われた事が習うより慣れろ。そんなに難しく考えずに手を動かしていると自然と身についてくるソフトである。Photoshopにおける技術力の差は写真やデザイン、コラージュ等何をするかによるため分かり辛いように見えるが実は明確に存在している。それはデッサン力だ。

簡単に説明すると美術の授業で習う石膏デッサンの事である。画面上にどのような構図をとって、光と空間を意識しながら状況を自然に描写する技術。写真やデザインに置き換えてもそこは全く同じだ。昨今の日本の美術業界の縮図を説明すると、大手広告会社で活躍するデザイナーや凄腕フリーランスは名門美大受験を潜り抜け、就職ドラフトを勝ち抜いてきた猛者である。徹底的に約三年間の受験勉強でデッサンと、4~6年の大学授業でデジタル表現を叩き込んでエリート社畜と化すのである。その他は普通の社畜か就職難民、作家活動という名のニート生活。

写真家はまた少し違うが専門学校や大学を出て、コンテストで勝ち抜いてというルートなので大体は同じである。つまり世間一般に流通しているデザインを生み出すプロは、そのような長い時間をかけて修行を積み自分の中のバランス感覚を鍛え、今日もまた答えのない答えを探し続けているのである。

話を戻そう。現場で使われているフォトショップは実はPhotoshopでありPhotoshopでは無い。その人のデッサン力をデジタルに置き換えるツールなのである。デッサン力のある人間が使うPhotoshopとそうでないのとではどうしても差が出てしまう。特に構図や粗密等の構成力。つまりそこがプロとその他の線引きなので、デッサン力を省いた上で真の実力は身につかない。と言いたい所ではあるがそれでは当サイトの意味が無い。

実は、デッサンの修行を省いてた上で最も効率的に実力を伸ばす方法は、上手い作品の真似をする事である。気に入った参考集やポスターの配置や色合わせを真似て上手く作れば案外ごまかせる事もある。この記事を読んでいるあなたがどこまでのレベルを求めているかは分からないが、当サイトの記事を少しでも上達の役に立てていただければ幸いだ。

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