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自作PC予算別まとめ20選!見積もり,作り方,組み立てをプロが解説

2023年6月毎週更新!現在、自作PCにおける人類の技術力は格段に進歩し、最新MACと同性能のPCは自作で作れば1/3以下のコストです。

ここでは効率よく自作PCを作るために、200台以上の自作PCを作った経験を持つ、元パソコンショップ店員が、重要機能の解説と最新のパーツ、最新のコスパを踏まえて、最も効率よく作る方法を解説していきます。

また進化の早い最新のPCパーツを、価格帯別で最もコスパが高い物だけセレクトし、一覧でまとめています(毎週更新なので価格変動と情報を的確にお届け)
今はRyzenとIntelの新作が出るタイミングで競合しており、CPUの価格が一番安くなります。Intelや旧型Ryzenが最安価で買える数年に一度のチャンスです。GPUのみ現在国内在庫が少なくなっているのでお店で直接買うなど工夫しましょう。表示価格が全て平常時の物です。

▶Ryzen5000,7000コスパ別構成
▶13,12世代Intelコスパ別最新構成


新型13Intelコスパ最高構成組立て手順付

クリエイト性能に特化した構成組立て手順付

新型12Intelコスパ最高構成組立て手順付

新型12Intel性能最高構成組立て手順付

新型11Intelコスパ最高構成組立て手順付

旧10世代Intelコスパ構成組立て手順付

新型5000Ryzen最高性能構成組立て手順付

新型5000Ryzenコスパ最高構成組立て手順付

自作PC最新情報

2023年6月毎週更新:自作PC業界最新情報

2023年6月CPU最新情報

  1. 2023/4月14日7000Ryzenの3Dモデル7800X3D(7.1万円)が発売。ワッパに優れておりタイトルによっては13世代Intelのハイエンド13900Kより高いパフォーマンスになるがマルチコア中心に総合的な性能では劣る。
  2. 2023/3月7000Ryzenの3Dモデル7950X3D(11.2万円)と7900X3D(9.6万円)が発売。ゲーム性能はライバルの13900K前後でワッパでも勝る。値段が高額+DDR5メモリ及びマザボの購入が必須となるのでコスパは悪い。
  3. 2023/1月Intelの人気モデルCorei5 13400(F)Corei3 13100(F)が発売。13400はEコアが増設され前世代からのマルチコア性能が20~30%程度向上。2万円台で人気。13100は大きく性能向上していないが5~10%向上している。1.5万円以下で買えるのでコスパが高い。
  4. 2023/1月、Ryzen 9 7900Ryzen 7 7700Ryzen 5 7600が発売。それぞれ7万前後、5万前後、3.5万前後。Intelに押されてあまり売れていない。
  5. 2022/10月20日に13世代Intelが発売。Corei9 13900Kが8.5万円前後、Corei7 13700Kが7万円前後、Corei5 13600Kが5万円前後。ライバルのRyzen7000番台より基本的な性能が上でCorei7 13700KCorei5 13600K辺りを使用したハイクラス構成が特に人気
  6. 2022/9月27日に7000番台Ryzenが発売。Ryzen 9 7950X が9万円前後、Ryzen 9 7900X が7万前後、Ryzen 7 7700Xが4.8万前後Ryzen 5 7600Xが3.5万円前後。DDR5メモリ+新型マザーが必須でコスパが悪く不人気。13世代Intelより性能が下。
  7. 2022/8月12日Ryzen Threadripper PRO 5000WXシリーズが発売。最上位モデルの5995WXはなんと100万円超え。5975WXが約530000円、 5965WXが約380000円。
  8. 2022/5月Ryzenのコスパモデルの4000番台がRyzen3 4100,Ryzen5 4500が発売
  9. 2022/4月22日にRyzen 7 5800X3Dが発売開始。ゲーム性能でintelのハイエンドより上であることがアピールされおり前評判通りゲームで最高の性能。
  10. 2022/4月15日Ryzenの新5000番台Ryzen5 5500,Ryzen5 5600,Ryzen7 5700Xが発売開始!Ryzen7 5700Xが人気
  11. 2022/4月RyzenのRyzen5 5500,Ryzen5 5600,Ryzen7 5700Xの旧世代で人気だったラインナップのCPUが国内発売。corei5 12400(F)辺りの対抗馬で登場するので非常にコスパが高い。
  12. 2022/4月RyzenのRyzen3 4100,Ryzen5 4500,5600Gが新たに発売。
  13. 2022/3月29日Intel Corei9 12900KSの予約が突如開始となる。4/5日22時発売で最大5.5GHz、105800円で発売。
  14. 2022/1月5日、12世代Intel corei5 12400(F)corei3 12100(F)corei5 12500がなど1~3万円台で後発ラインナップを発売!corei5 12400Ryzen5600Xのよりも性能が高く2万円台と安価でコスパが高い。
  15. 2021/11月4日、12世代Intel12900K,12700K,12600KおよびKFシリーズ発売!12900Kは予約のみで即売切れに。DDDR5メモリがかなり品薄で、Z690マザボは比較的手に入りやすい。
  16. 2021/10月Intel12900K,12700K,12600KのスペックはRyzenの同価格帯5000番台Ryzenを大きく上回るとインテル公式のプレゼンで発表される。DDR5も導入され新時代へ!
  17. 2021/8月Ryzen 5600G  5700Gが発売。4000番台と比較して内蔵GPUはほぼ同じ。Ryzen 5700G11700Kより高性能。CPU性能は大きく上昇したのでAPUとしての評価が分かれている。
  18. 2021/7月CPUはIntelの11700Kが4.3万円11400Fが2万円と高コスパで優秀。AMDは5600Xが3万円台中盤まで値下がり。5800Xもミドル~ハイの構成で人気。
  19. 2021/4月14日AMDからRyzen5300G,5300GE、5600G,5600GE、5700G,5700GEが各種発表される。Ryzen 4750G4650G4350Gの上位モデル。
  20. 2021/4月中旬11900K11700K11600K1150011400Fなど11世代Intelが出そろう。
  21. 2021/3月30日第11世代Intel発売。11900Kのみ即完売。11700K,11400Fなどは非常にコスパが高くおすすめ!
  22. 2021/2月11900Kなどの新型Intel新型CPU Rocket Lakeの性能情報などがリークされる。シングルコア性能が強化され、マルチコア性能は下がった模様。どうなるIntel…
  23. 2021/1月各マザボメーカーから新型Intel 11000番台用のZ590などの情報が公開されました。11900Kなどは春期に発売と発表。ゲーミング性能が強化されているようで期待!
  24. 2021/1月Ryzen新型5600X5950X5900X売れすぎて品薄。5800Xは普通に買えます。
  25. 2020/11月6日Ryzen 5000シリーズが日本時間の19時から店頭発売開始。5950X,5900Xは即在庫切れ。20日以降少しずつ国内入荷があるようですがハイエンド付近は品薄。
  26. 2020/10月Ryzen5000番台が11月5日に世界同時発売。ラインナップは5950X5900X5800X5600Xとなっており人気の3600や3700Xの後継機は発売に入っていない。

2023年6月GPU(グラボ)最新情報 

  1. 2023/7月無印のRTX4060とRTX4060Ti 12GBモデルが発売予定。RTX4060は公式ページで旧型の3060より30%前後ゲーム性能が向上している事が公表されている。
  2. 2023/5月24日RTX4060Ti 8GBモデルが発売。為替の影響でRTX3060Ti発売時よりも1万円ほど値上がりしており安いモデルで6.8万円~で人気が無い。性能はRTX3070程度でRTX3070Tiには明確に負ける。5万円台になるまで待つのがおすすめ
  3. 2023/4月13日RTX4070が発売。価格は10万円前後で性能はRTX3080とほぼ同じです。VRAMが12GBで電源は8ピンのモデルが多く、コスパが高いGPUとしてRTX4070Ti同様に期待できます。
  4. 2023/1月RTX4070TiがRTX4080 12GBのリネームで販売。13万円前後と値段が下がってコスパが高くRTX3090以上の性能。16ピンコネクタが付属している850W以上の電源を推奨
  5. 2022/12月Radeonの新型 RX 7900 XTXRX 7900 XTが発売。それぞれ20万前後、15万前後。あまり性能が上がっておらず同価格帯でライバルのRTX4090,4080に大きく負けている。
  6. 2022/11月RTX4080 16GBが発売。20万円前後と値段が高くコスパは悪い。性能的にはRTX3080の1.5倍程度。16ピンコネクタが付属している850W以上の電源を推奨
  7. 2022/10月RTX4090が発売。30万前後。即完売の人気でRTX3080の二倍近いベンチマークを出すことが可能。補助電源は新構造の16ピンだが変換コネクタを使用せずに16ピンコネクタが付属している850W以上の電源を推奨
  8. 2022/10月Intel製GPUのARC A750A770が発売。それぞれ4.5万円前後5.5万円前後とコスパが良い。性能的にはRTX3070RTX3060Tiの間くらいだがドライバーやゲーム側で最適化されるまで不安は残る
  9. 2022/9月中旬以降にIntel製GPU ARC A380が発売。GTX1660SUPER程度の性能でGTX1650以上RTX3050以下程度。ただ使用環境によって性能が安定しないので海外の評価は低い
  10. 2022/7月上旬にGTX1630が発売。性能的にはGTX1650GTX1030の間くらい。新たに登場するIntel ARCなどの対抗機。
  11. 2022/5月13日Radeonの新型GPU RX 6950X(20万前後),6750X(10万前後),6650X(7万前後)が新たに発売へ。それぞれの価格帯でNVIDIA GPUのTiが付いていない無印GPUよりは性能が高い。Tiには負ける。
  12. 2022/3月29日RTX 3090 Tiを発表。国内価格は327800円からでコスパは悪い。CUDAコア数10752個、ベースクロック1560MHz、ブーストクロック1860MHz、消費電力450W
  13. 2022/2月27日RTX3050が発売。5万円前後から。GTX1660SUPER以上の性能
  14. 2021/8月10日Radeon RX6600XTが6万円前後で販売。 RTX3060より性能が上ですが、2070Sより性能が下。入荷数はかなり少ない。
  15. 2021/6月RTX3080TiRTX3070Tiは発売され一部売り切れましたが、店舗在庫、国内在庫共に豊富にあり、GPU自体の価格も徐々に下がっています。
  16. 2021/6月1日RTX3080Tiが6月3日、RTX3070Tiが6月10日に発売決定。日本国内への入荷と販売日は現在不明。
  17. 2021/3月19日RX6700XTが発売。性能は2070S前後。リファレンスモデルは完売でハイクラスのOCモデルは店舗で買えるところが多い。
  18. 2021/2月26日RTX3060が発売。国内には数多く入荷してきており入手し易い。価格は5.5万~6.5万程度。性能は2070S前後。マイニング性能が制限されています。
  19. 2020/12月11日の19時から新型Radeonのハイエンド6900XTが店舗販売。当日はリファレンスモデルのみ発売。極少入荷で即完売。
  20. 2020/12月1日待望のRTX3060Tiが発売。在庫は豊富にあり、5万円台中盤くらいの価格設定でコスパが高い。性能はRTX3070の少し下。
  21. 2020/11月18日の19時からAMD新型GPURadeon 6800XT6800が発売。初回はリファレンスのみ。6800XTは国内入荷数が少なく即売り切れ状態。6800はどこでも買えます。
  22. 2020/10月29日RTX3070が発売へ。豊富に国内に入ってきており、一部売り切れ。7万~8万円前後の販売価格でした。
  23. 2020/9月24日RTX3090がついに発売。個数的に入手難易度はRTX3080の2倍程度。
  24. 2020/9月17日RTX3080が発売。9/24にRTX3090が発売。10月にRTX3070が発売。なおEF版の国内販売の可能性は低く、オリファンモデルが発売日付近から購入できる模様
  25. 2020/6月GTX1650GDDR6が出揃い値下がり。以前のシリーズよりも性能が10%向上しており値段も1.5万円前後と手ごろ。GTX1650GDDR6RX570のコスパが概ね同じくらい。

2023年6月マザボ,メモリ,パーツ最新情報

  1. 2023/1月Intel13世代用マザーボード安価モデルB760が発売。例年だとH710も同時に発売されるが今回は発売されるか不明。B760がローエンドモデルになりそうな流れ。
  2. 2022/10月Intel13世代用マザーボードのZ790が発売される。また安価版に当たるH770も後日発売。値段は両方3万円前後~。性能は互換性があるZ690H670と大差なく安くなった旧世代のモデルで代用する人が多い。
  3. 2022/9月7000番台Ryzenに合わせてX670EX670が発売。また安価版に当たるB650E,B650も後日発売された。DDR5のみで旧メモリとの互換性は一切無し。値段がX670で4万以上、最安B650で2.5万円と高く人気がない。
  4. 2022/6月Zen4 7000番台Ryzen対応のマザーボードX670EX670が発表。最上位のX670XEはレーン全てがGen5。X670はCPU直結レーンのみGen5。B650がCPU直結レーンのみM.2はGen5、GPUはGen4となる。
  5. 2022/1月~2月12世代intelのロークラスのマザーボードH670B660H610等のグレードのマザーボードが各社から発売
  6. 2021/11月4日12世代Intel用マザーボードZ690のが発売。各社新技術の導入したDDR5版(4800Mhzメモリ用)が4~5万円前後と高価。DDR4の従来の規格に対応しているモデルは3万円前後と比較的安価。
  7. 2021/10月5日にWindows11が発売。7月にはWindows11のベータ版がリリース済み
  8. 2020/6月待望のDefine7のスリムサイズが発売。性能目的では断トツでオススメ
  9. 2020/3月待望のDefine 7Define 7 XLが発売!アクリルバージョンが人気で売り切れも

目次

自作PCの購入して使う機材と役割

初心者が自作PC制作において意識すべきポイントはCPUとGPUとSSDです。この3つが自作PCの肝となってくるので最優先で考えて下さい。

まず、2023年6月時点でCPUはIntelのCore i5,Core i7、Ryzen 7,Ryzen 9を入れるのが最もコスパが良いです。ひと昔前だとIntel一択でしたが今は良い勝負。GPU(グラボ)はNVIDIA製が一番おすすめ。SSD(ストレージ)はCrucialSamsungWestenDSundisk辺りが無難

PCパーツまとめ!最新コスパ情報

優先順位
  1. CPU…Intel社やAMD社が作っている演算処理をする脳(2~8万程度)
    2023年6月時点のコスパ最高はIntelでは新型13世代
    Corei3 13100(F)Corei5 13400(F)Corei7 13700K

    2023年6月時点のコスパ最高はIntelでは旧型12世代Corei3 12100(F)Corei5 12400(F)Corei7 12700K
    2023年6月時点のコスパ最高はAMDではRyzen5 5500
    Ryzen 5600XRyzen7 5700XRyzen 5900X
  2. メインストレージ(SSD)…データを読み込んだり保存する記録媒体(1Tで2万程度)が一般的
    2023年6月時点のコスパ最高はCrucialSamsungWestenDSundisk辺りが無難
    安ければTrancscendも良い
  3. GPU(グラフィックボード,グラボ)…PCのモニタに映す処理を行う部分(2~7万程度)NIVIDEAのGeforceがおすすめ
    2023年6月時点のコスパ最高はNVIDIAでGTX1660TiGTX1660S価格重視ならGTX1650gddr6
    3000番台ならRTX3060Tiコスパが高く、性能面ではRTX3080が人気。
    4000番台なら
    RTX4070Tiがコスパが高く、性能面ではRTX4090が人気。
  4. マザーボード…こだわる必要無し。それぞれの部品をつなげる本体で(1~3万程度)互換性は必ずお店に聞く等して確認
    2023年6月時点のコスパ最高は第12世代Intel用ではB660H610、13世代Intel用ではB760
    2023年6月時点のコスパ最高は3000~4000~5000番台AMD用ではA520B550
  5. メモリ…こだわる必要無し。ソフトの演算処理をする部分、買い足し可能で最初は8~16Gで充分。DDR4系の安価の物を買うのがおすすめ
    2023年6月時点のコスパ最高はDDR4-3200DDR5-4800~のモデルも発売されたがマザーが高いので人気が無い
  6. CPUクーラー…こだわる必要無し。CPUを冷やすクーラー(3000~5000円程度の物が主流)おすすめはメモリにぶつからない小型高性能の物
    2023年6月時点のコスパ最高はAK400虎徹MARK3
  7. 電源…こだわる必要無し。PCの電気を供給する部分でこだわる必要無し(5000~1万程度)安価すぎるとファンがうるさい
    2023年6月時点のコスパ最高は500Wのブロンズ電源。安定性や性能を上げたい場合は750Wのゴールド電源
  8. サブストレージ…こだわる必要無し。メインストレージの予備や容量アップ目的で入れる人もいる(今はまだSSDが高いのでHDDが主流)
    2023年6月時点のコスパ最高は内蔵ハードディスク6T~8T
  9. PCケース…こだわる必要無し。中身がむき出しにならないように保護するケースで何でも良い(5000~1万程度)
    2023年6月時点のコスパ最高はThermaltakeのH26H17、性能重視ならDefine7シリーズが一押し
  10. モニタ…PCで処理された情報を映す画面(1~1.5万程度)おすすめは23~27インチのもの
    2023年6月時点のコスパ最高は23~27インチIPSパネル

おすすめのCPUと機能解説

  • CPUはintelのCorei~やAMDのRyzenでPCの脳
    PCの演算処理をする脳の役割の部分です、コア数とスレッド数が多いほど高性能で高価になります。
    基本は最近のIntel Corei5-8400以上なら余程の特殊環境下でない限り、快適に動きます。

2022年末~2023年にかけてIntelは第13世代13000番台、AMDは7000番台Ryzenとなる新型CPUが発売になりました。IntelはCPUの構造がブラッシュアップされワットパフォーマンスが向上、AMDはソケットごと完全に作り変えた新しいRyzenになりました。
7000番台RyzenはDDR5にしか対応しておらずソケットが変わったので過去に発売されたマザーボードやメモリとの互換性が一切無くなりました。
対して13世代Intelは12世代の時のマザーボードや過去に発売されたDDR4のメモリとの互換性があります。またCPUの性能自体も各価格帯でライバルのRyzenを上回っており、その上安価で構成する事ができるので7000番台Ryzenは完敗で13世代Intelにシェアを大きく奪われています。

現状は13世代Intel VS 5000番台Ryzenの構造になっておりゲーム用途ではIntelが圧勝していますが、Intel CPUはレンダリング時に簡単かつ持続的に100度に到達してしまい水冷にしても冷やしきれません。クリエイト用途に向いているかと言われれば疑問が残ります。対してRyzen5000番台の場合は安定して70度以下で推移するのでクリエイト用途ではこちらが好まれます。

Intelでは新型13世代Corei3 13100(F)Corei5 13400(F)Corei7 13700K、旧型12世代Corei3 12100(F)Corei5 12400(F)Corei7 12700K、AMDではRyzen5 5500Ryzen 5600XRyzen7 5700XRyzen 5900Xこの辺りがコスパが高いです。売れ筋ランキングで上位独占中。

CPUは様々なものが出ていますが、個人が自作PCをコスパ良く作る場合、使うべきCPUはかなり絞られます。出ているCPUのほとんどは使わないですし、好みで構成しても旧型をつかまされるなど、コスパが悪くなるだけです。ここでは個人がコスパ良く、高性能なPCを作るための大切な部分を集中的に書いています。

まず2023年6月現在は、基本6~8コアのCPUを選べば、何をするにしても不自由が無いです。価格が高ければ良いというものでもなく、8コアでも16スレッドになると、そこまで使いません
エントリークラスのCPUはRyzen5 5500Ryzen 5600X
が優秀で、価格をとにかく抑えたい場合はRyzen5 5500がオススメです。ミドルレンジ
の価格帯ではRyzen 5600XRyzen7 5700X辺りからが特におすすめで、何をするにも汎用性が高いモデルはこのクラスからです。

IntelはCorei5 12400(F)辺りからがゲーム性能において同価格帯のRyzen 5600Xを上回ってくるのでコスパが高いです。Ryzen 9 5950XRyzen 9 5900Xはレンダリングなどのマルチコア性能が優秀でIntel13,12世代のようにレンダリング時に持続的にCPU温度が100度を超える高温になる事がないです。空冷でも安定して冷やせるでしょう。

Core i9 13900Kは現在最高のゲーミング性能を発揮します。11世代では太刀打ちできなかったRyzen 9 5950Xより上の性能です。Core i9 13900KRyzen 9 5950Xより上。Core i7 13700KRyzen 9 5900Xより上の性能。13世代Intelになって各価格帯での性能差はIntel優勢です。
IntelはRyzenに対してミドルクラスより下が特にコスパが高いです。Corei5 12400(F)以下の性能が前回の世代替えの時と比べると、飛躍的に向上したためです。後継機に当たるCorei5 13400(F)はとりわけコスパが高くロー~ミドル帯で幅広く支持されています。

Intelのコスパランキング


ハイエンドチップセットZ〇90マザーボードZ690とZ790以下は旧型メモリ用DDR4と新型メモリ用DDR5があります。DDR4構成の方が従来のパーツで代用でき安価で普及しています。互換性はないので注意しましょう。H〇70B〇60H〇10といったミドルレンジ、エントリークラス向けのマザーボードがコスパが高くCorei3 1〇100(F)Corei5 1〇400(F)などの人気モデルとの相性も良いです。新型13世代Corei5 13400(F)Corei7 13700K辺りはコスパが高くゲーム性能に優れます。ロークラスやミドルクラスの性能はRyzenもIntelも大差ないですが明確に買うメリットがあるのはこのクラスからです。クリエイト面においてはハイクラスのCorei9 13900KCorei7 13700Kはレンダリング時に100度以上に簡単に到達してしまうのでオススメできないです。あくまでもゲーム用途向け。Intel構成で組みたい場合はコスパが良い型番だけをまとめているので参考にして下さい。

Intelでは新型13世代Corei3 13100(F)Corei5 13400(F)Corei7 13700Kが非常に評判が良いです。
12000~9000番台は型落ちして旧式になりました。安ければ旧型の構成も下の方に残しているので、作るのもアリですが型番の新旧は間違わないように!

【新型】13000シリーズ第13世代

CPU型番 発売日 市場価格
性能 コスパ ソケット ベース/ターボ数 コア/スレッド
Corei9 13900K(KF) 2022/10 80000円前後 8.9 LGA1700 3.0/5.8GHz 24/32
Corei7 13700K(KF) 2022/10 58000円前後 8.4 ◎◎◎ LGA1700 3.4/5.4GHz 16/24
Corei5 13600K(KF) 2022/10 45000円前後 7.9 LGA1700 3.5/5.1GHz 14/20
Corei5 13500 2023/01 38000円前後 6.9 ◎◎ LGA1700 2.5/4.8GHz 14/20
Corei5 13400(F) 2023/01 28000円前後 6.7 ◎◎◎ LGA1700 2.5/4.6GHz 10/16
Corei3 13100(F) 2023/01 15000円前後 5.2 ◎◎ LGA1700 3.4/4.5GHz 4/8

【旧型】12000シリーズ第12世代

CPU型番 発売日 市場価格
性能 コスパ ソケット ベース/ターボ数 コア/スレッド
Core i9 12900K 2021/11 79800円前後 8.6 LGA1700 3.2/5.1GHz 16/24
Core i9 12900KF 2021/11 76800円前後 8.6 LGA1700 3.2/5.1GHz 16/24
Core i7 12700K 2021/11 57800円前後 8.2 ◎◎ LGA1700 3.6/4.9GHz 12/20
Core i7 12700KF 2021/11 53000円前後 8.2 LGA1700 3.6/4.9GHz 12/20
Core i5 12600K 2021/11 39000円前後 7.8 ◎◎ LGA1700 3.7/4.9GHz 10/16
Core i5 12600KF 2021/11 37000円前後 7.8 LGA1700 3.7/4.9GHz 10/16
Corei5 12400(F) 2022/01 23000円前後 6.5 ◎◎◎ LGA1700 3.3/4.3GHz 6/12
Corei3 12100(F) 2022/01 13000円前後 5.1 ◎◎ LGA1700 2.5/4.4GHz 4/8

AMD(Ryzen)のコスパランキング

2022年末~2023年にかけてRyzen7000番台が発売されました。DDR5用のマザーボードしか開発されておらず今までのDDR4のメモリが使用できません。またソケットの形状が大きく変更されたため5000番台まで互換性があった旧型マザーボードとの互換性は一切無くなりました。
また13世代Intelに各価格帯の性能で負けており、ベンチマークでも劣勢。得意のクリエイト用途での性能もCPU温度が100度近くまで上昇するという、Intelの消費電力を上げて性能を上げる方法を真似た結果中途半端な仕上がりになっている。7000番台は全く売れておらず人気がない。5000番台Ryzenは人気でクリエイトのレンダリング用途でもCPU温度が70度程度に抑えられワッパが高く安定している。

2020年末に発売されたRyzenの5000番台はそれぞれ同価格帯のIntelよりクリエイティブ性能は勿論ですが、ゲーム性能でも高いFPSを出す事ができます。Ryzen 9 5950XRyzen 9 5900XCore i9 12900K程度の性能。Ryzen 5 5600XCorei5 12400(F)くらいの性能です。ゲームをメインにした自作PCを作りたい方は、Ryzen 7 5800X3Dが人気。ゲーム性能ではCore i9 12900Kを上回ることもあります。

2022年6月に新しいエントリークラスのCPUである4000シリーズが発売になりました。新シリーズのCPUとはいえ、内容は第3世代のZen2なので旧シリーズとなった3000シリーズとほとんど変わりません。安い3000シリーズがあまり残っていない今、安くPCを自作したい場合はこの4000シリーズから選びましょう。Ryzen 3 4100Ryzen 5 4500が2万円以下で購入することが出来ます。

今はとにかく安く作りたい場合、Ryzen 3 4100Ryzen 5 4500辺りやRyzen 5 5500をおすすめします。また、性能を上げたいならRyzen 7 5700XRyzen 9 5950Xです。

【新型】Ryzen7000シリーズ

型番 発売日 性能
コスパ クロック ターボ コア・スレッド
ソケット
Ryzen 9 7950X 2022/10 8.8 4.5GHz 5.7GHz 16/32 Socket AM5
Ryzen 9 7900X 2022/10 8.6 4.7GHz 5.6GHz 12/24 Socket AM5
Ryzen 9 7900 2023/01 8.4 3.7GHz 5.4GHz 12/24 Socket AM5
Ryzen 7 7700X 2022/10 7.9 4.5GHz 5.4GHz 8/16 Socket AM5
Ryzen 7 7700 2023/01 7.5 3.8GHz 5.3GHz 8/16 Socket AM5
Ryzen 5 7600X 2022/10 7.2 4.7GHz 5.3GHz 6/12 Socket AM5
Ryzen 5 7600 2023/01 6.9 3.8GHz 5.1GHz 6/12 Socket AM5

【新型】Ryzen5000シリーズ

型番 発売日 性能
コスパ クロック ターボ コア・スレッド
ソケット
Ryzen 9 5950X 2020/11 8.7 ◎◎◎ 3.4GHz 4.9GHz 16/32 Socket AM4
Ryzen 7 5800X3D 2022/04 8.5 3.4GHz 4.5GHz 8/16 Socket AM4
Ryzen 9 5900X 2020/11 8.4 ◎◎◎ 3.7GHz 4.8GHz 12/24 Socket AM4
Ryzen 7 5800X 2020/11 7.5 ◎◎ 3.8GHz 4.7GHz 8/16 Socket AM4
Ryzen 7 5700X 2022/04 7.0 ◎◎◎ 5.4GHz 4.6GHz 8/16 Socket AM4
Ryzen 5 5600X 2020/11 6.4 ◎◎ 3.7GHz 4.6GHz 6/12 Socket AM4
Ryzen 5 5600 2022/04 6.0 3.5GHz 4.4GHz 6/12 Socket AM4
Ryzen 7 5700G 2021/08 6.6 3.8GHz 4.6GHz 8/16 Socket AM4
Ryzen 5 5600G 2021/08 6.0 ◎◎ 3.9GHz 4.4GHz 6/12 Socket AM4
Ryzen 5 5500 2022/04 4.9 3.6GHz 4.2GHz 6/12 Socket AM4
Ryzen 5 4500 2022/04 4.8 3.6GHz 4.1GHz 6/12 Socket AM4
Ryzen 3 4100 2022/04 4.6 3.8GHz 4.0GHz 4/8 Socket AM4

CPUのコスパ的オススメ(cpuはかなり値動きが激しいです)

CPUは価格変動が激しい激戦区なのですぐに売り切れになります。新製品や為替などの影響でいきなり値段が上がったり下がったりするなど変動します。狙い目は新作のcpuが出る少し前です。在庫が無い場合はyahooショッピングなどで探して安価な物を狙っていきましょう。

おすすめのGPU(グラフィックボード,グラボ)と機能解説

  • グラフィックボードはPCモニターに映し出す処理をする部分。詳しい説明はこちら
    GPU(グラフィックボード)とはCG制作やゲームの3D環境などで、複雑なグラフィック演算が必要な場合、CPUの内蔵グラフィックスでは能力不足なので、それをGPU(グラフィックボード)で補う役割です。その演算能力は仮想通貨のマイニングにも利用されています。

グラボには主にNVIDIAというアメリカの会社が作っており、業界シェアの80%を超えると言われています。日本にあるのは輸入された物です。
NVIDIAは部品だけの提供も行っており、他の会社が組み立てている商品もあります。同じ型番でもグレードが存在し高価なものほどオーバークロックで高クロックの仕様になっており、高いパフォーマンスを発揮します。

グラボでは一般的にCUDAコア数が高いほど高品質になります。これはゲーム業界では勿論、CGや4K画質を扱うような映像業界でも追及されるような部分です。4Kを最高にヌルヌル動く状態で編集やゲームをしたい場合は最低でもRTX3060クラスの性能が必要ですが、GTX1660 SUPERでもさほど苦ではありません。

上位のGPUで構成したい場合は現在RTX3060TiRTX3080RTX4070Tiがコスパが高いので良いです。中間的な価格帯ではGTX1660 SUPERの人気が高く、2.5万円~。安価で構成したい場合はGTX1650が最高コスパになります。逆にこれ以下は、性能的に快適な環境を構築するなら買わない方が良いラインと言えます。

以下、最新の主軸GPU性能順

GPU型番 性能 市場価格 コスパ メモリ 消費電力 推奨電源
RTX 4090
40 300000円~ 24G 450W 850W
RTX 4080 33 200000円~ 16G 320W 750W
RX 7900XTX
32 180000円~ 24G 355W 850W
RX 7900XT 27 150000円~ 20G 300W 750W
RTX 4070Ti 26 130000円~ ◎◎◎ 12G 285W 750W
RTX 3090
25 200000円~ 24G 350W 850W
RTX 3080Ti
24 170000円~ 12G 350W 850W
RTX 3080
23 100000円~ ◎◎◎ 10G 320W 750W
RX 6900XT 23 200000円~ 16G 300W 750W
RX 6800XT
20 150000円~ 16G 300W 750W
RTX 3070Ti 18 75000円~ ◎◎ 8G 290W 750W
RTX 3070
16.8 70000円~ 8G 220W 650W
RTX 3060Ti 16.4 60000円~ ◎◎◎ 8G 200W 600W
RTX 3060
13 40000円~ 12G 170W 550W
RTX 3050 9 30000円~ 8G 130W 500W
GTX1660 SUPER 7.5
28000円~ ◎◎ 6G 125W 400W
RX 6500XT
6.2 20000円~ 4G 107W 400W
GTX 1650gddr6 6.0 18000円~ ◎◎ 4G 75W 400W
GTX 1630 5 20000円~ 4G 75W 300W

GPU(グラフィックボード)のコスパランキング

2023年に入ってRTX4000番台のラインナップが充実し人類のGPU技術は大きく進歩しました。GPUは大型化し消費電力が増える傾向になりましたが性能も大幅に向上、RTX 4090で前世代のRTX3000番台の象徴的モデルRTX3080の2倍ほどのスペック。
RTX3000番台は廃版になるようでRTX3080の後継機はRTX 4070Ti辺りになりそうな見込み。

コスパはGTX1650gddr6GTX1660 SUPER辺りが一番高いです。グラボ選びの最大のコツとしては、エントリークラスのGTX1650gddr6、ミドルレンジのGTX1660 SUPERGTX1660Tiを買うか、最新のハイミドルであればRTX 3060Ti良いでしょう。さらに高性能のグラボが欲しいならRTX3070TiRTX3080RTX 4070Tiなどがコスパが高いです。現状AMDのRXシリーズを買うメリットはあまりありませんが、新品で安くて性能もそこそこのグラフィックカードが欲しい場合はRX 6500XT辺りがおすすめです。

またNVIDIA製のグラボは、一般的にゲームや仮想通貨のマイニングに用いられるGeForeceのGTXシリーズ、ADOBE製品やCG等のグラフィックデザイナーやクリエータ向けのQuadroシリーズがあります。

自作PCを作る時にクリエーターやゲーマーならグラフィックボードをGTXにするかQuadroにするか悩むものです。Quadroにしたいがコストが高いし、GeForceなら問題なく動作するのか不安になります。詳しくは以下のリンクで細かく解説しているので参考にして下さい。GeForce(GTX)とQuadroとRadeon性能比較,違い!3DCG,Adobeとグラフィックボード互換性GPUおすすめ人気ランキング15選2023年6月最新版(グラフィックボード,ビデオカード)プロが厳選RX5700XT,5700ベンチマーク性能比較レビューAMD Radeon

おすすめのマザーボードと機能解説

  • マザーボードはこだわる必要は無いが、互換性には要注意
    マザーボードはCPUのシリーズに合わせて、対応している物を使います。昔は色々あったのですが最近のものはメモリやssdなどの対応が成されており、CPUとの互換性以外は心配する必要はないです。
    ※7000番台RyzenはDDR5にしか対応しておらずソケットが変わったので過去に発売されたマザーボードやメモリとの互換性が一切無くなりました。600番台の最新シリーズは人気が激減。
    ※13世代Intelは12世代の時のマザーボード(要BIOS更新)や過去に発売されたDDR4のメモリとの互換性があります。DDR5版とDDR4版の2種類が発売されておりDDR4版の方がコスパが高く人気。700番台のマザーだとBIOS更新の必要が無いので推奨。

マザーボードのコスパランキング

マザーボードは現在ASUSやMSIの製品が一番流通しており、壊れにくく信頼性が高いです。
重要な部分かと思いがちですが、高品質な物でも一万円台で買え、互換性にだけ気を付ければそこまで性能を左右する部分では無いです。意外にも高品質な部品をつなぐだけの役割と言った認識が市場では強いです。最上位のz390シリーズでありながら、ピカピカしない上にコスパも良く、非常に使いやすいです。

Intel製

マザーボードのグレードは数字手前についているアルファベットで決まります。
IntelのCPU製(ASUSが有名)の場合序列はZ>H>B・Qです。Zシリーズは性能が最も高く、USBポートやソケット数、伝達回路などで違いが出ます。またオーバークロックをする場合はZシリーズと一部の特殊な型番の物以外ではできません。
Ryzen(AMD)のCPU製(MSIなど)のものは最近販売されたこともあって、差ほど序列はありません。第一世代、第二世代だけ互換性に注意して購入しましょう。いずれもAmazon売れ筋上位の物が安心

13世代IntelはZ790~B760が発売。B760が現状ローエンドで例年通りH710が発売されるかは未定。13世代CPUは12世代CPUのマザーボードZ690H610でBIOSの更新が必要になりますが使用可能で互換性があります。12世代のマザーボードから13世代のマザーボードは性能がほとんど変わっていないので安くなったZ690等ハイクラスのモデルでは特に13世代Intelと組み合わせるのが人気です。12~13世代IntelのマザーボードはDDR5とDDR4用で2種類あります。それぞれのメモリスロットは互換性がないので要注意。DDR5メモリやマザーは値段が高いのでコスパが低く人気は無いです。性能は+3~5%前後上がる事が多いです。DDR4でコスパ良く作るのが賢明です。マザーボードの値段を落としたい場合はB760B660H610で作るとコスパが高いです。

マザボは自作PCの中で、そこまで優先順位は高くなく最上位シリーズでも下位と同じ1万円台で購入できます。また、Zシリーズを買ってもオーバークロックは一部のコアユーザーしか使用しないので非推奨。それをする労力や故障リスクを考えるなら、更に1、2万円出してワングレード上のCPUの購入を推奨。マザボは価格差も少ないですし性能差も少ない場所です。互換性だけは細心の注意を払って下さい。

ソケット 世代 CPU メモリ マザボ対応型番
LGA1700 Raptor Lake(第13世代)
Alder Lake(第12世代)
Core i9 13x00x,12x00x
Core i7 13x00x,12x00x
Core i5 13x00x,12x00x
Core i3 13x00x,12x00x
DDR5-4800
DDR4-3200
Z790
H770・B760
Z690
H670・B660・H610
LGA1200
Rocket Lake(第11世代)
Comet Lake(第10世代)
Core i9 11x00x,10x00x
Core i7 11x00x,10x00x
Core i5 11x00x,10x00x
Core i3 11x00x,10x00x
第11世代はDR4-3200まで
DDR4~2933まで
下位は2666まで
Z590
H570,B560,H510
Z490
H470, B460, H410
LGA1151 Coffee Lake(第9世代) Core i9 9xxx
Core i7 9xxx
Core i5 9xxx
DDR4~2666まで Z390
Z370, H370, B360, H310
LGA1151 Coffee Lake(第8世代) Core i7 8xxx
Core i5 8xxx
Core i3 8xxx
DDR4 Z390
Z370, H370, B360, H310
LGA1151 Kaby Lake(第7世代)
Skylake(第6世代)
Core i7 7xxx,6xxx
Core i5 7xxx,6xxx
Core i3 7xxx,6xxx
DDR4
DDR3L
DDR3
Z270, H270, B250
Z170, H170, B150, H110

AMD製

2023年以降ラインナップが出そろった最新600番台はDDR5にしか対応しておらず7000番台Ryzenの性能が13世代Intelに綺麗に負けているので全く人気がないです。5000番台Ryzenはワッパに優れており未だに売れています。
2019年発売のX570シリーズをブラッシュアップしたX570Sシリーズが最上位になり人気が高いです。2020年に安価帯でPCIe4.0が使えるレーンが減らされた性能を落としたB550A520が発売されました。B550は第三世代、第四世代Ryzenの動作保証がされており第二世代もBIOS更新で動作可能です。2020年の年末付近から1万円前後まで価格が落ちてきたのでそろそろ買い時A520は8000円台の物が多く、安価重視ならこちら。

AMDのマザーボードは過去に発売されている物でもRyzen5000番台までなら動きます。2019年製のX570は設計が古いのでとにかくいい物を入れたい場合は、発売日が新しいX570Sを入れて下さい。Ryzen7000番台からはソケットの形が変わったので一切の互換性が無いです。以下互換性の表です。

マザー型番 Ryzen 2000 Ryzen 3000 Ryzen 4000,5000 Ryzen 7000
X670E × × ×
X670 × × ×
B650E × × ×
B650 × × ×
A520 ×
B550
×
X570 ×
X470 ×
B450 ×

マザーボードのコスパ的オススメ

2023年6月時点のおすすめ
  1. 2023年6月時点のコスパ最高はIntel用ではB760の安いモデル
    2023年6月時点のコスパ最高はAMD用ではB550の安いモデル
  2. 最新売れ筋ランキング
マザーボードおすすめ人気ランキング35選!2023年6月最新版Intel,AMD Ryzen性能比較X570マザーボードPCIe 4.0 ASUS ASRock MSIの性能,おすすめZ490マザーボードおすすめ,性能と価格比較!5月21日に発売へAMD B550 マザーボード性能,比較 6月16日に発売へ

おすすめのSSDと機能解説

  • SSDはHDDの進化系でPCの心臓。最も重要なデータを保存して扱う部分。メインストレージに主に使用されるが複数のSSDを使う場合はどちらかをサブストレージにする事も可能。
    PCの全データーを入れる心臓的な役割の部分で、PCの核になります。CPUと同じくらい重要で、ここが壊れるとPCの全てのデータやソフトが消えるので、ここはケチらずに一番良い物を入れることをオススメします。
  • 最近ではゲームなどでコスパと性能が実用レベルになってきました。M.2(PCI Express接続)と2.5インチ通常タイプ(SATA3接続)を使い分けましょう

SSDのコスパランキング

SSDの処理速度は一般的にHDDの2倍以上になる事が多く、ここ2,3年で価格が50%くらい下がりました。現在500Gで1万程度、1Tで2万程度。
しばらく前では考えられないような価格で、今から自作PCを作る人には嬉しいコスパです。現在は主にWesternDigital(SanDisk)、CrucialSamsung、が価格競争を繰り広げており、売れれば高くなり、売れなければ安くなるなどして価格が変動しています。

SSDは色んな種類が出ていますが、WesternDigital(SanDisk)、CrucialSamsungを選ぶべき。理由は色々とありますが、主には性能面での読み込み速度、保証期間、メーカーの歴史や実績です。安さではTranscendシリコンパワーも良いです。

読み込み速度と書き出し速度は今のところWesternDigital(SanDisk)、CrucialSamsung辺りが一番高いです。何をするかにもよりますが、体感的にはほとんど差が無いです。この辺りはその時々の容量と価格の推移に合わせて安い物を選択していくのが一番良いです。

品薄状態になる事も多くその場合値上がりします。最近は3D NANDという最新設計になり更に進化しました最小限の電力消費で高コストパフォーマンスを実現し、バッテリーを長持ちさせてくれます。メインソフトやOSはSSDに入れることが主流なので、できれば500G以上のものを入れておいたほうが良いです。

M.2SSDのコスパランキング

SSDには二種類あり、通常の2.5インチタイプの物(SATA3接続)とマザーボードに直接取り付けるM.2タイプの物(PCI Express)です。
M.2タイプの物は、PCI Expressのポートがあるマザーボードで使用ができ、最新のマザーボードだと大体対応しています。

使用用途は主にゲームやサーバーなどの大容量転送を目的とした専門的な使い方をされています。昔は発熱や耐久性に問題が多く値段が高くコスパが悪かったのですが、最近発売されたSN850X990PRO辺りは最高性能で不具合も少ないです。コスパで選ぶならSN570Crucial P2シリーズ

M.2タイプの物と通常タイプの物では普通に使っている分には体感差はほとんどありません。違いが出るのは大容量のデータの読み込み、書き込み時です。一番体感できるのが大容量のゲームを読み込んでいる時です。またPCを移し替える時のクローン制作時や起動速度もHDDとSSDほどではありませんが少し変化は感じれます。

M.2タイプSSDと通常タイプSSDの比較
  • 書き込みと読みこみ速度
    大容量ゲームの読み込みやサーバー的な使い方をするならSN850X990PROを入れておくのがオススメ!M.2の方が理論値では通常SSDよりも数倍速いです。
    コスパで選ぶならSN570Crucial P2シリーズ。OSの起動やクリエイター用の重たいソフトを使う場合は少しですが、早さを体感できます。
  • 発熱と耐久性
    M.2は発熱が最近改良されてはいますが、発熱量は通常SSDと比べて大きい。ヒートシンクを付けた方が冷却性能が安定します(ヒートシンクは安いです)
    耐久性は基盤がむき出しになっているので、通常タイプのSSDと比べて壊れやすいです。
  • 価格とコスパ
    M.2 SSDの方がやや高い傾向。最近はほとんど変わらない。
  • どちらの方が良いか?
    M.2タイプは発売当初は発熱やパフォーマンスに問題がありましたが、最近は技術の進歩で大幅に改善し実用ベースに乗っています。特に大容量のゲームを頻繁にする場合は読み込み速度が半分くらいになるのでM.2 SSDの構成にするとメリットが大きいです。

SSDのコスパ的オススメ(容量500Gの場合)

SSD,M.2SSDおすすめ人気ランキング厳選25選,2021年版!SSD比較と価格MACとWindowsの性能比較コスパ!最新i Mac VS 自作PC2019年版

おすすめのHDD

サブストレージのコスパ的オススメ


サブストレージはメインストレージのSSDもしくはM.2SSDの容量を補助するような部分で、大容量のHDDが使われることが多いです。SSDを複数使う人もいますがSSDの大容量モデルはHDDの10倍の値段と高額なので一般的には8TBほどのHDDを使用する事が多く、有名なのがWDシーゲートです。
またデータ復旧3年間無料のサービスが付いているシーゲートのアイアンウルフは読み込み書き込み速度が通常HDDよりも高性能で圧倒的におすすめ。もしもの時にはメーカー側がデータを復旧してくれます。HDDはPCの部品の中では最も壊れやすく自分で業者に復旧を頼むと10万円以上はかかります。筆者ですら2回外れを引いたことがあるのでこの辺りはケチらない方が良いです。

SSD,M.2SSDおすすめ人気ランキング厳選25選,2021年版!SSD比較と価格

おすすめのPCモニターと機能解説

  • PCモニターにはこだわる必要あり。IPSパネルを推奨!
    一見PCモニターはどれも同じように見えますが、実は全然違います。最近はモニターの値段もめっきりと下がってきました。安くて高性能のIPS形式モニターを狙っていきましょう。23インチ~27インチが一般的。

モニターのコスパランキング

モニターの種類は主にTN,VA,IPSの形式があり、視野角の広さや適度なコントラスト、画質の良さで判断するとIPSが一般的に一番良いと言われています。IPS>VA>TN。コスト的にはTNパネルが一番安かったのですが、最近は価格と技術競争が激化し、高性能のIPS形式がかなり安くなりました。
またゲームなどの応答速度を求められるモニターでは、TNパネルが最も早いです。ただ、これに関しても最近の技術進歩で、IPSでもVAでも体感速度的にどれもあまり変わらないです。高性能なものと安価の物の価格差がかなり縮まってきているので、コスパを見極めることが大切です。

また最近登場した有機ELパネルは全パネルの良い所を兼ね備えていますが価格が10倍以上とコスパ面で現実的ではありません。20~27型のサイズでは技術的に安価での生産難易度が高い事もあり普及するまではまだ時間がかかりそうです。

パネル TN VA IPS ADS
有機EL
画質
視野の広さ
コントラスト
価格 ×
応答速度
モニターの反射率と光沢
モニターでもう一つ気を付けておきたいポイントはグレア(光沢あり)かノングレア(光沢なし)です。

  • グレアのメリットデメリット
    メリットは場合は発色が鮮やかでコントラストが高いので、動画視聴などに向いています。デメリットは長時間みているとギラギラして疲れます。また反射率が高いので、明るい場所では背景が少し映ります。
  • ノングレアのメリットデメリット
    目が疲れにくいのが一番のメリット。また反射率が低いので部屋の背景が映ったりしない。デメリットはグレアに比べると発色やコントラストは地味。
  • どちらの方が良いか?
    どちらでも良いのですが、どちらかと言えばノングレアの方が良いです。両方使っていて、グレアの方がチカチカして目が疲れます。コントラストはグレアの方が高いですが、困るほどの差はありません。

PCモニターのコスパ的オススメ

PCモニター,ディスプレイおすすめ価格,比較,選び方|2020年最新版

おすすめのCPUクーラーと機能説明

  • CPUクーラーはこだわる必要は無いが、サイドフロー型の方が良い
    CPUクーラーはトップフロー型とサイドフロー型の物があり、性能的にサイドフロー型の方が主流。

CPUクーラーは売れ筋の物なら、ほとんどどれでも同じような性能ですが、壊れにくさや性能は歴史の深い物の方が安心できます。
最も注意したいのが、PCのメモリに干渉する場合です。CPUクーラーはサイズが値段の割に大きく、性能が良い物が多いです。このため1万円以上する、見た目重視の大きすぎるクーラーを選んだ場合、マザーボードのメモリ部分にはみ出し、スロットが使えなくなるのです。

大きなCPUクーラーは性能的には、安価の物と大して変わらず、逆に重さなどでマザーボードが壊れたり、メモリが増設できない原因になったり、GPUにぶつかったりと、良い事は何もないです。(カッコいい自作PCにしたい気持ちは痛いくらい良く分かりますが、ここではいかにコスパが良い高性能の自作PCを作るのかを追及しているので…)

CPUクーラーのコスパランキング

現場で最も良いとされている、小型で高性能、長持ちのCPUクーラーは虎徹MARK3AK400辺りのサイドフロー型です。性能を上げたい場合はその上位に当たるAS500無限五など。ここしばらく、そういう流れがあり、現場のプロなら知っているような情報です。これらを入れて置くと、どんな配置のマザーボードがきても、ほとんどの場合は問題が起きない優秀なCPUクーラーです。

CPUクーラーのコスパ的オススメ

最近は移り変わりが激しいです。下で紹介している安い物がオススメ!

自作PC予算別まとめ20選!見積もり,作り方,組み立てをプロが解説 CPUクーラーおすすめ人気ランキング25選!プロが厳選2021年最新版!性能比較

おすすめのメモリ,ケース,電源その他パーツなど

メモリのコスパ的オススメ

メモリは特にこだわるべきパーツではないです。DDR4というものを選べば、どのメモリでも良いです。後ろにヘルツ数が書かれていますが、この値が大きい方が性能が高いです。性能とコスパで一番人気のDDR4 3200Mhzがオススメです。12~13IntelやRyzen3000~5000は基本的には3200MHzのメモリを買っておくと保証帯域で使えます。DDR4の構成では3200MHz以下の2666MHzでも勿論使えます。

12~13世代IntelはDDR5のメモリにも対応していますが使用する場合はDDR5用のマザーボードを購入する必要があります。やや性能が上がりますが現時点ではそこまで変わらないので新型マザー+新型メモリの購入が必須となりコスパが悪く人気が無いです。またRyzen7000番台はこのDDR5の構成でしか使用できないので、DDR5用のマザーボードを買うのが必須となっており人気が無いです。

メモリは価格変動が大きいです。半導体自体が国際情勢に大きく左右され日本の半導体メーカーの事情も刻々と変化するため毎月価格変動があります。
安い時は安いので、早めに揃えたいパーツです。

最近は移り変わりが特に激しいです。以下の商品から安い物を選びましょう。値上げされている物は買わなくていいです!!

メモリー,PCメモリおすすめ人気ランキング厳選25選!2020年最新版,DDR4,8,16,32GB

ケースのコスパ的オススメ

ケースは主にATX、M-ATX、ITXサイズに分類されていて、マザーボードにそれぞれのサイズが書いてあるので、そのサイズから対応しているケースを買うのが一般的です。ATXサイズに対応しているケースはM-ATXやITXサイズにも対応しているのですがスペースが余るので賢い選択肢とは言えません。逆に小さいケースを買うとマザーボードが入らないです。マザーボードのサイズに合わせて選ぶことを心がけて下さい。
5000円くらいまでのケースは簡易的な造りになっていて、コスパを求める場合はThermaltake製が無難。1万円くらいのケースから静音性や端子類が充実しているモデルが多く、性能を求める場合はフラクタルデザイン製が人気です。

ケースの売れ筋は移り変わりが激しいので上位の物から選んで下さい。

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電源ユニットのコスパ的オススメ

電源ユニットはそこまでこだわる必要が少ない部分です。ローからミドルのCPUGPUの構成の場合は500W~600Wくらいのものを選べば問題ないです。ハイクラスのCPUGPUを入れる場合は750~850Wゴールド以上が無難。

性能に関して言うと、80+と呼ばれる規格があり、それを選べば間違いないです。更にその中でも「電源変換効率」によってブロンズ~タイタニウムまで分かれており、上に行くほど性能が上がっていきます。現在の主流は500W前後のブロンズ~ゴールドの物が一番コスパが良くおすすめ。安価的な所で選ぶならでサーマルテイク500~600W玄人志向500~650W辺りで十分ですし、少々性能が良い電源を入れたいならコルセア750~850WGOLD玄人志向750~850WGOLD辺りをおススメします。

最近は特に移り変わりが激しいので安価の物を選びましょう。値上げされている物は買わなくていいです。

PC電源おすすめ,性能比較!選び方のコツ2021年最新版

テレワークPCのコスパ的最高の構成!テレワーク自作PC

世の中が大変な事になっています。急にパソコンが必要になってくる人も多いはずです。自作PCは家電量販店で売っているPCの7~10万円ほど安く作れますし、パソコンショップ等で売られているBTOパソコンよりも4~5万円ほど安く作れ、なおかつ性能もそれらより上です。ここでは緊急にPCが必要になった人向けに自作PCを200台以上作った経験のある元パソコンショップ店員のプロが、最安で最高コスパのパーツを厳選し、価格における性能グレード別に一覧にしてテレワークPCの構成を公開。
下の価格別自作PCの構成から抜粋した物になるので、詳しい解説やバリエーションを変えたい時は下の価格別の構成を参考にして下さい。

予算5万円~(※GPU価格平常時)【Ryzen新型】コスパ構成(小型)

MEMO
最新の4000と5000のRyzenを使用したコスパ重視の構成です。後々にも使える高性能PCを作りたい場合はこの構成がベストです。
マザーボードとケースを変更すると通常サイズでも作れます。詳しくは他の構成を参考にして下さい。

 

第13,12世代Intel(13100,13400,13500,13600K,13700K,13900K)を使った最新型の自作PC

2023年6月に発売された最新のIntel12世代CPUを使用した構成です。ここ数年IntelはAMDに太刀打ちできない状況がつづいていましたが、今回のCPUではRyzen5000シリーズを上回る性能を叩き出すことができました。12900Kはシングルコア性能、ゲーム性能でRyzen 9 5950Xを圧倒しています。12700Kと12600Kもシングルコア性能においてはRyzen 9 5950Xを超えておりコスパの良さが際立っています。しかし高性能の代償として、CPUに高負荷がかかっている場合に、消費電力が大幅に上昇し、CPU温度も100℃をキープする状況が見られます。高品質のCPUクーラーが必要になりますので注意が必要です。発売されたばかりなので値段も高く、品薄状態が続いていますが、最新最強のPCを作りたい方におすすめの構成です。K無しモデルといわれる12500,12400,12100はシングルコア性能が高く、値段もやすいのでコスパ重視で組み立てる方にオススメのCPUとなっています。

NEW【13,12Intel】DDR4 ATX(小型)※60000円~

この構成のメリット
  • 現状一番安く作れる構成
  • シングルコア性能が抜群のCore i3とi5
  • ブラウジングや、WordやExcelなどオフィス系のソフトを使用するには十分の性能
  • ミドルクラスのGPUを購入してもCPUが足を引っ張らない
この構成のデメリット
  • 重い処理を求められるゲーム環境だと厳しい
  • 重い処理を求められるクリエイティブ環境だと厳しい
  • マルチコア性能は低い
MEMO
Inte13世代を安く組みたい人にオススメの構成。シングル性能が高いので通常使用での不満はないです。

NEW【13,12Intel】DDR4 ATX(通常サイズ)※60000円~

この構成のメリット
  • 現状一番安く作れる構成
  • シングルコア性能が抜群のCore i3とi5
  • ブラウジングや、WordやExcelなどオフィス系のソフトを使用するには十分の性能
  • ミドルクラスのGPUを購入してもCPUが足を引っ張らない
この構成のデメリット
  • 重い処理を求められるゲーム環境だと厳しい
  • 重い処理を求められるクリエイティブ環境だと厳しい
  • マルチコア性能は低い
MEMO
Inte13世代を安く組みたい人にオススメの構成。シングル性能が高いので通常使用での不満はないです。

Ryzen5000番(5600X,5800X,5900X,5950X)Zen3を使った自作PC

【5000Ryzen】(小型)※80000円~

この構成のメリット
  • 最新型のRyzen5000で構成するオススメの構成!
  • M-ATXサイズなので小型でコンパクト
  • マザーボードはB550でこちらも最新型のコスパの良いモデル
  • Ryzen 5 5600Xでも10700K前後の性能が有る
  • コア数スレッド数重視の構成でマルチCPU重視のソフトに強い
この構成のデメリット
  • 最新Ryzenは値上げしたのでIntelより少々高い。
  • Ryzen 5 5600X以外はCPUクーラーが付属しない

MEMO
Ryzenの上位モデルで固めた構成。もはやシングルスレッドが弱いRyzenの姿は無いです。Ryzen 5 5600XでもCorei7 10700Kと同じくらいの性能。ゲームはどれをやるかにもよってベンチマークが変わってくるくらいの性能の高さがあります。グラボは予算にもよりますが、最新のRyzenと組み合わせる場合は同じく最新型で2080Ti相当の性能があるRTX3070がオススメでコスパも高いです。クリエイターやマルチスレッド用途で考える場合はAMD一択ですが、ゲーム用途の場合はどちらを入れても後悔しないと思います

【5000Ryzen】(通常サイズ)※8~20万円

この構成のメリット
  • 最新型のRyzen5000で構成するオススメの構成!
  • マザーボードはB550でこちらも最新型のコスパの良いモデル
  • ATXサイズなのでGPUやSSD、M.2SSDなどの拡張性能が高い
  • Ryzen 5 5600Xでも10700K前後の性能が有る
  • コア数スレッド数重視の構成でマルチCPU重視のソフトに強い
この構成のデメリット
  • 最新Ryzenは値上げしたのでIntelより少々高い。
  • Ryzen 5 5600X以外はCPUクーラーが付属しない

MEMO
Ryzenの上位モデルで固めた構成。もはやシングルスレッドが弱いRyzenの姿は無いです。Ryzen 5 5600XでもCorei7 10700Kと同じくらいの性能。ゲームはどれをやるかにもよってベンチマークが変わってくるくらいの性能の高さがあります。グラボは予算にもよりますが、RTX3080くらいからが何の不満もなく最高峰のゲーム環境を作る事ができます。また最新のRyzenと組み合わせる場合は同じく最新型で2080Ti相当の性能があるRTX3070がオススメでコスパも高いです。CPUはRyzen 9 5900X辺りがコスパが一番高いです。クリエイターやマルチスレッド用途で考える場合はAMD一択ですが、ゲーム用途の場合はどちらを入れても後悔しないと思います

自作PCの価格帯別(2023年6月最新版)おすすめ構成

ここでは予算に応じた、その価格帯で最もコスパの高いパーツを集めた自作PCの構成を紹介しています。価格は基本アマゾンが一番安いです。返品も1ヵ月は即可能なのでこれほど自作PCを作るのに適した環境は唯一無二。組み立てはYoutubeの方で全行程ノーカットで解説しています。分からない時はチャンネル登録してコメント欄で質問して下さい。専門家スタッフがいつでもお助けします。ただCPUは頻繁に価格変動や品切れになるので在庫が無い時はYahooショッピングなどを探してください。品切れ等にならない限りはそこまで変わらないです。

  1. 3万円で作る自作PC最安プランとコツ
  2. 5万円で作る絶対ラインの自作PCプランとコツ
  3. 10万円で作る自作PCプランとコツ
  4. 15万円で作る自作PCプランとコツ
  5. 20万円で作る自作PCプランとコツ
  6. 30万円で作る自作PCプランとコツ

予算3万で作る自作PC:2023年6月最安最新

【5000,3000Ryzen】Desk mini X300,A300ベアボーン小型【GPU無し】38000円~※オススメ


この構成のメリット
  • 今話題の極小構成で、かなりスペースを節約できる。とにかく超小型
  • M.2SSDも一枚まで拡張可能
  • ゲームもクリエイティブ作業も値段の割にサクサク動く
  • 在庫が豊富でパーツが手に入りやすい
  • 軽いゲームやサブ機におすすめ
この構成のデメリット
  • 超小型なので、拡張性能は低い。ただHDDでも2つは取り付け可能。メモリは二枚まで
  • グラボを設置できないのでCPUのグラフィック機能依存
  • 重い処理を求められるゲーム環境だと厳しい
  • 重い処理を求められるクリエイティブ環境だと厳しい
MEMO
軽めのビデオワークなどで必要な人向け。内蔵GPU性能を生かした構成のためIntel製CPUでは内蔵GPU性能が格段に下がり性能不足。必ずRyzenのAPU(G付CPU)を使用する事。最低限の性能でとにかく安くPCを作りたい場合はこちら。

【12Intel】Desk mini B660ベアボーン(小型)【GPU無し】49000円~

この構成のメリット
  • 今話題の極小構成で、かなりスペースを節約できる。とにかく超小型
  • こちらは外側にGPUを取り付けることができる。
  • M.2SSDも一枚まで拡張可能
  • ゲームもクリエイティブ作業も値段の割にサクサク動く
  • 在庫が豊富でパーツが手に入りやすい
  • 軽いゲームやサブ機におすすめ
この構成のデメリット
  • グラフィック機能が上の同型のベアボーンRyzenよりも数倍低い
  • 超小型なので、拡張性能は低い。ただHDDでも2つは取り付け可能。メモリは二枚まで
  • 重い処理を求められるゲーム環境だと厳しい
  • 重い処理を求められるクリエイティブ環境だと厳しい
MEMO
かなり小型でスペースをとらないので、最近話題です。GPUの設置が不可能でCPUのグラフィック性能依存です。最新型の第12世代Intelの構成ですがグラフィック機能付きCPUのグラフィック性能は全て同じです、そのためグラフィック性能はライバルのRyzen 5 3400GRyzen 3PRO 4350Gに大差で負けています。HHDやSSDは2つまで設置可能。M.2SSDも一枚のみ拡張可能。メモリは二枚まで設置可能。8Gあればこのサイズでの作業はとりあえず大丈夫です。

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予算5万で作る自作PC:快適作業ができるライン

2023年,予算5万自作PC+30パターン詳細解説!コスパ最高パーツと構成プラン完全版

5000,4000Ryzen】 M-ATX(小型)

この構成のメリット
  • 今構成できる最も安い構成の一つで価格変動にもよるが3万円台で構成できる
  • 小型でスペースをとらない。軽いゲームやサブ機におすすめ
  • 起動速度など、使い心地は上位構成とあまり変わらない
この構成のデメリット
  • 重い処理を求められるゲーム環境だと厳しい
  • 重い処理を求められるクリエイティブ環境だと厳しい
MEMO
最新の4000と5000のRyzenを使用したコスパ重視の構成です。後々にも使える高性能PCを作りたい場合はこの構成がベストです。
マザーボードとケースを変更すると通常サイズでも作れます。詳しくは他の構成を参考にして下さい。

【5000,3000Ryzen】GPU無し構成(小型)50000円~※オススメ

この構成のメリット
  • 今構成できる最も安い構成の一つで価格変動にもよるが3万円台で構成できる
  • 小型でスペースをとらない。軽いゲームやサブ機におすすめ
  • 起動速度など、使い心地は上位構成とあまり変わらない
この構成のデメリット
  • 重い処理を求められるゲーム環境だと厳しい
  • 重い処理を求められるクリエイティブ環境だと厳しい
MEMO
グラフィック機能が付いたCPUをメインに構成。グラフィックボードを省いて予算を削減しており安く構成できます。通常用途などは問題なくゲームなどもモンハンなどが快適にできるほどの性能があります。
 

NEW【13,12Intel】DDR4 M-ATX(小型サイズ)※60000円~

この構成のメリット
  • 現状一番安く作れる構成
  • シングルコア性能が抜群のCore i3とi5
  • ブラウジングや、WordやExcelなどオフィス系のソフトを使用するには十分の性能
  • ミドルクラスのGPUを購入してもCPUが足を引っ張らない
この構成のデメリット
  • 重い処理を求められるゲーム環境だと厳しい
  • 重い処理を求められるクリエイティブ環境だと厳しい
  • マルチコア性能は低い
MEMO
Inte13世代を安く組みたい人にオススメの構成。シングル性能が高いので通常使用での不満はないです。

NEW【13,12Intel】DDR4 ATX(通常サイズ)※60000円~

この構成のメリット
  • 現状一番安く作れる構成
  • シングルコア性能が抜群のCore i3とi5
  • ブラウジングや、WordやExcelなどオフィス系のソフトを使用するには十分の性能
  • ミドルクラスのGPUを購入してもCPUが足を引っ張らない
この構成のデメリット
  • 重い処理を求められるゲーム環境だと厳しい
  • 重い処理を求められるクリエイティブ環境だと厳しい
  • マルチコア性能は低い
MEMO
Inte13世代を安く組みたい人にオススメの構成。シングル性能が高いので通常使用での不満はないです。

予算10万で作る自作PC Intel,AMD(Ryzen)※オススメ

NEW【13,12Intel】DDR4仕様 ATX(通常サイズ)14万円~※オススメ

この構成のメリット
  • 最新最強の12世代Intelを使用できる
  • DDR4メモリ仕様でコストを抑えることができる
  • 4Kゲームも快適
この構成のデメリット
  • 発売されたばかりなのでコストは高い
  • 使用用途によってはCPUが熱を持つので高性能なCPUクーラーが必要
MEMO
最新の12世代CPUをDDR4メモリで使用する構成。DDR5とDDR4の差はそこまで感じないので、12世代CPUをコストを抑えて使用したい場合はこちら。

【5000Ryzen+新型M.2SSD】5600X,5800X(通常サイズ)14万円~※オススメ

この構成のメリット
  • Ryzenの最上位シリーズで構成するオススメの構成!とにかく安くてコスパがいい
  • Ryzen 5 5600Xでも10700K前後の性能が有る
  • コア数スレッド数重視の構成でマルチCPU重視のソフトに強い
  • OSの立ち上げや重たいゲームもSSD以上にサクサク!
  • 今の時代なら、正直この構成で十分すぎるくらいおすすめの構成
この構成のデメリット
  • 最新Ryzenは値上げしたのでIntelより少々高い。

MEMO
シングルコア処理重視のゲーム向けの構成。クリエイター系のソフトでも重たい物では少し体感速くなったと感じることができ、通常SSDはサブストレージ的な使い方もできます。性能的なコスパも含めでこの辺りくらいからがオススメ。もはやシングルスレッドが弱いRyzenの姿は無いです。Ryzen 5 5600XでもCorei7 10700Kと同じくらいの性能。ゲームはどれをやるかにもよってベンチマークが変わってくるくらいの性能の高さがあります。グラボは最新作のRTX3070がかなりオススメでコスパも高いです。クリエイターやマルチスレッド用途で考える場合はAMD一択ですが、ゲーム用途の場合はどちらを入れても後悔しないと思います

NEW【7000Ryzen】DDR5仕様 M-ATX(小型サイズ)14万円~

この構成のメリット
  • 最新7000Ryzenで作る構成で高性能。
この構成のデメリット
  • ソケットが新調されたので、過去に発売されていたマザーボードとの互換性は皆無。新品購入は強制
  • メモリがDDR5にしか対応していないので過去に発売されていたDDR4メモリとの互換性は皆無。新品購入は強制
  • ライバルの13世代Intelに全ての価格帯のベンチマークで劣る。
  • ワッパがよかったAM4の時代と比較して消費電力、発熱量を上げて性能を上げるIntel方式に変わり良さが無くなる

MEMO
AM5のソケットに変わりデメリットの方が目立つ。また性能自体も13Intelに劣っているので、7000Ryzenで自作PCを作ると13Intelよりも値段が高く性能が低いPCが出来上がるので今の所構成メリットは少ない。5000Ryzenで構成した方がコスパが良い。

予算15万で作る自作PC Intel,AMD(Ryzen)※オススメ

2022年,予算15万,20万,30万自作PC+30パターン詳細解説!コスパ最高パーツと構成プラン完全版

NEW【13,12Intel】DDR5仕様 ATX(通常サイズ) 17万円~


この構成のメリット
  • シングルコア性能で一番のCPU
  • 4Kゲームも最高画質で楽しめる
  • ソフトが対応していればDDR5で性能UP
この構成のデメリット
  • DDR5のメモリが品薄、割高状態
  • 仕様用途によってはCPUがかなり熱を持つので高性能なCPUクーラーが必要
  • レンダリング系のソフトでは100℃超え
  • 消費電力が高い
MEMO
12700KF以上、RTX3060以上で構成すればななんの不自由の無い非常に快適なPCを作ることができます。ゲームも最高画質で楽しむことができます。クリエイター系のソフトは苦手なので気をつけましょう。

NEW【7000Ryzen】DDR5仕様 ATX(通常サイズ)15万円~

この構成のメリット
  • 最新7000Ryzenで作る構成で高性能。
この構成のデメリット
  • ソケットが新調されたので、過去に発売されていたマザーボードとの互換性は皆無。新品購入は強制
  • メモリがDDR5にしか対応していないので過去に発売されていたDDR4メモリとの互換性は皆無。新品購入は強制
  • ライバルの13世代Intelに全ての価格帯のベンチマークで劣る。
  • ワッパがよかったAM4の時代と比較して消費電力、発熱量を上げて性能を上げるIntel方式に変わり良さが無くなる

MEMO
AM5のソケットに変わりデメリットの方が目立つ。また性能自体も13Intelに劣っているので、7000Ryzenで自作PCを作ると13Intelよりも値段が高く性能が低いPCが出来上がるので今の所構成メリットは少ない。5000Ryzenで構成した方がコスパが良い。

【5000Ryzen】5800X(通常サイズ)18万円~※オススメ

この構成のメリット
  • Ryzen 7 5800Xでも十分すぎる性能
  • コア数スレッド数重視の構成でマルチCPU重視のソフトに強い
  • OSの立ち上げや重たいゲームもSSD以上にサクサク!
  • 今の時代なら、正直この構成で十分すぎるくらいおすすめの構成
この構成のデメリット
  • 最新Ryzenは値上げしたのでIntelより少々高い。

MEMO
Ryzen 7 5800Xは上位のRyzen 9 5900XRyzen 9 5950Xと比較してもレンダリング性能では劣るがシングルコア性能やゲーム性能は大差無し。何をするにしても不満がない自作PCができます。

予算20万で作る自作PC Intel,AMD(Ryzen)

2022年,予算15万,20万,30万自作PC+30パターン詳細解説!コスパ最高パーツと構成プラン完全版

NEW【13,12Intel】DDR5仕様 ATX(通常サイズ) 23万円~

この構成のメリット
  • シングルコア性能で一番のCPU
  • 4Kゲームも最高画質で楽しめる
  • ソフトが対応していればDDR5で性能UP
この構成のデメリット
  • DDR5のメモリが品薄、割高状態
  • 仕様用途によってはCPUがかなり熱を持つので高性能なCPUクーラーが必要
  • レンダリング系のソフトでは100℃超え
MEMO
現在最新最強ゲーミングパソコンの構成です。コストを全く気にしない人むけです。

【5000Ryzen+新型M.2SSD】5900X,5950X(通常サイズ)22万円~※オススメ

この構成のメリット
  • Ryzenの最上位シリーズに最上位のパーツで構成するオススメの構成!
  • Ryzen 9 5900XRyzen 9 5950Xは世界最高の性能
  • コア数スレッド数重視の構成でマルチCPU重視のソフトに強い
  • OSの立ち上げや重たいゲームもSSD以上にサクサク!
  • 今の時代なら、正直この構成で十分すぎるくらいおすすめの構成
この構成のデメリット
  • ハイエンドのIntel構成よりも高い

MEMO
Ryzen 9 5900XRyzen 9 5950XRTX3080を組み合わせると現時点での最高性能のPCを作る事ができます。RTX3070でも旧2080Ti程度の性能なので十分に満足することができるでしょう。

予算30万で作る自作PC Intel,AMD(Ryzen)

NEW【13,12Intel+M.2SSD】DDR5仕様 ATX(通常サイズ) 30万円~


この構成のメリット
  • シングルコア性能で一番のCPU
  • 4Kゲームも最高画質で楽しめる
  • ソフトが対応していればDDR5で性能UP
この構成のデメリット
  • DDR5のメモリが品薄、割高状態
  • 仕様用途によってはCPUがかなり熱を持つので高性能なCPUクーラーが必要
  • レンダリング系のソフトでは100℃超え
  • マルチコア性能が低い
MEMO
2021年、ゲーマー向け最強構成。ソフトウェアがDDR5に最適化されてくると更に性能が上がります。ここ数年は最先端で戦える性能だと思います。

【5000Ryzen+新型M.2SSD×2枚】5900X,5950X+3080最強構成(通常サイズ)32万円~※オススメ

この構成のメリット
  • Ryzenの最上位シリーズに最上位のパーツで構成するオススメの構成!
  • Ryzen 9 5900XRyzen 9 5950Xは世界最高の性能
  • コア数スレッド数重視の構成でマルチCPU重視のソフトに強い
  • OSの立ち上げや重たいゲームもSSD以上にサクサク!
  • 今の時代なら、正直この構成で十分すぎるくらいおすすめの構成
この構成のデメリット
  • ハイエンドのIntel構成よりも高い

MEMO
Ryzen 9 5900XRyzen 9 5950XRTX3080を組み合わせると現時点での最高性能のPCを作る事ができます。更に最高峰のM.2SSDを複数使用。ストレージ周りも強化。5年使えるハイエンド構成

個人的に今作りたい自作PC※オススメ

【5000Ryzen】ハイエンド5900X,5950X(通常サイズ)21万円~※オススメ

この構成のメリット
  • Ryzenの最上位シリーズで構成するオススメの構成!とにかく安くてコスパがいい
  • Ryzen 9 5900XRTX3080はコスパが最強
  • コア数スレッド数重視の構成でマルチCPU重視のソフトに強い
  • OSの立ち上げや重たいゲームもSSD以上にサクサク!
  • 何の不自由もない構成
この構成のデメリット
  • 最新Ryzenは値上げしたのでIntelより少々高い。

MEMO
Ryzen 9 5900XRTX3080はコスパが最強。時代の最先端をいく構成

2023年,自作PCのコスト面や構成でのメリット

2023年6月時点で自作PCの最もコスパに優れた価格帯は10万以下か、15万以下です

  • おすすめ構成で自作PCを組むと、お店で売っているPCの5~10万ほど安価で同じ性能のPCを作れる。
  • おすすめ構成で自作PCを組むと、BTOショップのPCより3~5万ほど安価で同じ性能のPCが作れる。

PCのパーツ業界では2019年から登場した3000Ryzenでは当時の9世代Intelの性能を上回り、5000Ryzenではその差を大きく広げ一時は50%近くシェアを奪う快挙となりました。その後2021~2022年に登場した12~13世代Intelはソケットの構造そのものを改良。巻き返しに成功し新型7000Ryzenはコスパが微妙な事もあり、現在ではややIntelが優勢な状況です。

自作PCは難しく考えすぎな人が多いですがCPU、GPUだけで9割は決まります。その他のパーツは互換性に気を付けながら構成すれば簡単です。GPUは用途にもよりますが、最近進化したので用途と予算に応じて最新のコスパが高い物を入れておくと解決できます。

またグラボとメモリーとCPUクーラーの位置を事前に確認しておくことが重要です。クーラーが大きすぎてメモリが入らなかったり、グラボを入れれなくなってしまうので注意!こんな感じになっているので案外スペースは狭いです。

またCPUとマザーボードの互換性のチェックや、クーラとメモリーのスペースチェックも電話でお店に聞くなりの互換性のチェックは事前に必ず行ってください。

パソコンショップの電話対応は割と親切です。自作PCは一日もあれば作れるし、慣れると半日程でできます。ゲーマーやCGや動画系の仕事なら15万程度で組みたい所です。

GeForce(RTX,GTXシリーズ)とAdobe(AE,Pr,PS)MAYA,C4Dの互換性

2010年代半ば、仕事の都合で急遽30~40万程の業務用自作PCを数台制作することになった。当時の私はAdobe(特にAfter Effects,Premire,Photoshop)とCinema4D,MAYAを頻繁に使う環境にあったので、ソフトを正常に動かすのにグラボに関しては特に気を配ったが、結論としてはCPUの方がよっぽど重要で、グラボに関してはゲームをやらない限りあまりメリットはない。つまりコスパで選べば解決できるという事である。

当時は仕事用ソフトとの互換性など分からない部分をNVIDIAの販売元に電話しハイスペックな業務用PCを作った。1から作ったのでお店で販売されているPCよりコストは10万以上削減できた。

大切な事だが、OpenGLよりもCUDAコア数とそれを生かすグラボのオプション機能の方が大切。AdobeやCGソフトはCUDAコアに関係した処理を要求される事が多い。

ハリウッドの一流所くらいのレベルになってくるとQuadroのOpenGLの恩恵にあやかる事ができるが、普通のCMやMVを作るレベルならその違いや良さは分からないレベル。
それほど近年のグラボの進化は凄まじい。NVIDIAが最も力を入れている部分だから当然だが、そのゲーム用グラボの新シリーズに改良を加えてQuadroの新シリーズができていく仕組みだ。

↓真ん中の青い所がCPUで、上の大きいのがCPUクーラー。

NVIDIAに聞いた!GeForceはゲーム用Quadoは業務用なの?自作でPCを作る上での裏技的知識

筆者は仕事でCG系のエンジニア、また趣味でオンラインPCゲームをやるので、最初にグラフィックボード購入時に考えたのが、QuadoのM5000辺り。しかし、これに30万もコストをかけるのは流石に違う気がした。

グラボを変えた所で映像の品質が大して上がるわけではないし、それなら良いCPUを入れた方が性能は数段上がる。2016年にはグラボ業界にはGTX1080が発売されたばかりで、衝撃が走っていた。GTX1080とQuadroM5000クラスではさはど性能に差が無い上に、むしろ最新の1080の方が早くて性能が良いとされる海外の比較記事やYoutubeの比較動画が出ているくらいだ。

ゲームにはGTXシリーズで問題無いのだが、CGの仕事をする上ではQUADROかなと思い、友人のクリエイターやエンジニアに聞いてみた所、映像業界ではGeForceシリーズを使っている人が思いのほか多かった。

QUADROの方が良いという認識を持っていた私は手っ取り早く日本のNVIDIAに直接聞いてみた。答えは、詳しいことは自分たちにも分からないがGeForceでも動くという事で、安定したパフォーマンスを求めるならQuadroだが、GTXを使っている人も多いとの事であった。全然分からなかったが、恐らくそう答えるしかなかったのだと思う。

現在adobeやcinema4dの動作環境にはGTXも対応しているっぽい事は書かれているが、最新機種はquadroしか書かれていない。NVIDIAは業務用であるQuadroの方を推奨しているのである。GTXシリーズが量産型であるのに対して、QuadroはOpenGLに特化した業務用、小生産である。なので大した性能差はないのにコストにこれだけの開きが出るのだ。

仕事でグラボを使うよりもゲームやビットコイン採掘などでグラボを使う人の方が圧倒的に多いのである。上記でも記述している通り、最新版のGTXが発売されてそれを元にQuadroの新型が開発されるので、最新型のGTXの性能を少しいじった程度なら根本的な機能の差が出るわけではないのである。そこに10数万の価値を見出すかどうかは、職種とその人のこだわりによるところが大きい。

筆者は頻繁に仕事でCG制作、趣味でゲームをするが、QUADROで色にこだわるというよりかはQUDAコアの処理速度が優秀なGTXシリーズの方を重宝している。現場ではレンダリング速度が速い方が、色を正確に表示できるスペックより重視されるからだ。

むしろQUADROにしたところで、紙媒体で印刷物勝負のグラフィックデザイナーでもない限りは、画面上の色彩の微妙なズレなど、ほぼ認識できずあってないようなものだからである。映像は動くのでなおさらその傾向が強いのである。

OpenGLをどこまで必要とするかにもよってどちらを選択するかにもよるが、紙媒体がかかわってこない以上OpenGLにそこまで大きなメリットが無いので、クリエーターはGeforceを使っている人の方が多い。

最近のCGワールドで大規模なインタビューが実施され、業務スタジオやプロフェッショナルを求められる環境下でのGeForceとQuadro利用者の割合が書いてあり、GeForceの方が利用率が高い結果が出ている

ただ、Quadroは色表現を重視するような印刷やデザイン系のプロには必須と言える。しかしながら紙媒体の場合はそんなにスペックを求められる訳では無いので、2000番台のQuadroで充分対応できる。

ここでの話は飽くまでも最もPCのスペックを求められるCG等の映像環境において、無理してハイスペックなQuadroを入れるよりも1080の方がコスパが良いという事である。ゲームならなおさらその傾向は強くなると言えるだろう。

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