DVDやブルーレイでのメニュー画面の制作は、ボタンで動くように設定しないといけないので、敷居が高いように見えるが全然そんなことはない。慣れれば15分程度で終わる作業。
準備する物
・Adobe Photoshop
・Adobe Premire
・Adobe Encore(CS6以降更新は無し)
※Image Burn(マスターディスクにして業者に依頼する場合)
- I-O DATA外付け ポータブル USB3.0/バスパワー対応 薄型モデル EX-BD03K BD/DVD/CD対応 Win/Mac対応。Amazonの物が7000円程で安いI-O DATA Blu-ray ブルーレイ BDドライブ mac 外付け ポータブル USB3.0/バスパワー対応 薄型モデル EX-BD03K
- Verbatim 1回録画用 BD-R VBR130RP10V1 (片面1層/1-6倍速/10枚)(同じI-O DATAから出ている物なので互換性が◎)Amazonの物が600円程で安い
ディスクとドライブに関しては同じメーカーのものを使った方が良い。色々試したが、上の構成がベスト。詳しくは下記参照。
Encore CS6のダウンロードと使い方:DVD,ブルーレイの作り方と書き出し!Adobe Premireとの連動
1.EncoreのタイムラインにPremireで書き出した音声データ(wavなど)動画データ(m4v,m2vなど)を読み込む
Premireの画面。h264 Blu-rayかMPEG2DVD or MPEG2Blu-rayで書き出し。
まず、EncoreのタイムラインにPremireで書き出した動画と音声のデータを読み込む。
DVDかBlu-rayか選択。用途に応じてコーデックを一致させる。
タイムラインをダブルクリックして音声データ(wavなど)動画データ(m4v,m2vなど)を読み込む。これでタイムラインにデータが表示される。
2.Encoreのタイムライン上でマーカーを付ける
あらかじめ想定しているシーンや場面の切り替え部分にマーカーをつける。タイムライン左にあるマークをクリックする。最初のマーカーは特殊なので左にドラッグして最初の方に持っていく。
ここから2つ、3つとマーカーを足していく。ボタンに結び付けるマーカーなので拡大してモニター等を見ながらジャストの位置で設定する。プレミアの方の時間をメモしておいてもスムーズにできる。
3.Photoshopデータの制作とEncoreへの読み込み
次にPhotoshopでデータを制作する。(ここではPhotoshopをある程度理解しているという前提で話を進める。)
まず、Photoshopで・背景・ボタン・ボタン選択時のハイライト、この3つのデータを制作する。これら三つはそれぞれ別のレイヤーにする事。
以下のような構成にする。レイヤーは背景が透明であれば文字レイヤーでも画像レイヤーでも問題ない。ハイライトはencoreで若干色やコントラストが変わるので透明度を変えれば良い感じになる。
フォルダの頭に(+)をつけると、そのレイヤ群はボタン用のレイヤとして扱われる。
レイヤ名の頭に(=1)をつけると、選択時のハイライト用のボタン画像として扱われる。このような形にして保存。
先程のPhotoshopデータをそのままEncoreに読み込む。この時、読み込みからメニューを選択して読み込むこと。
4.Encoreのマーカーとボタンを結びつける
メニューから読み込むとこのような形になっているのでそのままフローチャートにドラッグ&ドロップ。
ディスクの下の文字をクリックしてそのままメニューの横までドラッグするとつながる。
ボタンの横からカーソルをドラッグして先程設定したタイムラインのマーカーにドロップすると結びつく。
同様に全てのボタンをそれぞれのマーカーと結びつける。
応用編
更に他のメニューを読み込んで特典などのページを増やすこともできる。
左上のディスクマークをクリックするとボタン状況や再生箇所の状態をリアルタイムで見ることができる。
カーソルを合わせるとボタンのハイライトになり、クリックで再生ポイントまで飛べる。
5.書き出し
個人で見る分には互換性のとれたディスクとドライブであればEncoreで書き出す事が可能。↓の構成がオススメ!
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業者等に提出するマスターディスクにしたいのであれば、終了マーカーを自動で付けてくれるImage Burnを使うと良い。下記参照
Encore CS6のダウンロードと使い方:DVD,ブルーレイの作り方と書き出し!Adobe Premireとの連動
プログラムチェックで設定を確認して問題が無ければビルドから書き出せば完成。

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