暖色,寒色とマーケティング,売上の関係性:デザインと色相環編











学生時代、美術の授業で学ぶこの12色相環は、Webデザインを始めとする、広告系や建築系のデザイナー、映像クリエーター、カメラマン、アニメーターなど芸術関係の仕事には欠かせないものである。
また昨今における色相環の暖色、寒色を用いた販売促進などのブランディングはクリエーターには欠かせないものになっている。
色の組み合わせを考える時に必ずと言っていいほど、まずこのぼやっとした色の相関図を頭の中に浮かべるものである。どのように実践されているのかを解説していく。

色相環とは?

色相を順序立てて環状にしたものが色相環である。これはマンセルの色相環と呼ばれ基本十色にそれぞれの中間となる色相を加えた20色で構成されている。
マンセルは色を、赤、黄、緑、青、紫の5つに分類し、さらにその中間として黄赤、黄緑、青緑、紫青、赤紫の5つを加え、基本の10色とした。
その他にも微妙に違ったり、色数が少ない様々な色相環があるが、これが一番有名である。

基本的に仕事で応用していく分にはそんなに細かく覚える必要はない。大体の位置関係を頭に叩き込んでおけばいい。
この色関係と白黒、余白、粗密などのバランスを考慮しながら制作を進めていくので、どうバランスをとれるかが腕の見せ所である。


暖色

暖色は大体この辺りの色の事を指す。基本的に広告のチラシや飲食店の看板などで、食欲や購買意欲をそそるのに使われるケースが多い。
例を挙げると、牛は赤い色を見ると興奮したり、マクドナルドやコカ・コーラのロゴの歴史などなど。その他にも暖色にまつわる逸話は数多く残っている。
Webサイトでは暖色で成功しているサイトが数多く存在しており、赤には注意をひきつけたり、アドレナリンの分泌を促進する効果もある。また他の暖色も赤程ではないが、同様に、対象にあたたたかみを与える効果がある。
このようなことから、暖色は購買意欲を促し、積極的にサービスを提供する企業ホームページ等のWebデザインにおいて、頻繁に起用される色となっている。

暖色は基本同系統の色で組み合わせるのが定石とされている。赤が最も強い暖色とされており、その周りに彩度を下げた暖色が使われるケースが多い。
また、白や黒などの無彩色との相性も良く、強い暖色と無彩色の組み合わせも頻繁に使われる。


寒色

寒色はビジネスにおける清潔感や冷静さ、信用を求めるようなデザインで用いられ、食品などでは冷凍や新鮮さを促すようなデザインで良く使われる。
例を挙げると、ビジネスでは銀行やFacebookのデザインであったり衣料品など。食品ではスーパーの魚介類のパッケージや冷凍食品など。
基本的には青を中心とした同系色でデザインを構成する場合が多い。

寒色も暖色同様に、白黒など無彩色と相性が良い。暖色と無彩色ではバチバチした当たりのきつい対比になるのに対して、寒色では比較的なじみやいクールなデザインになる。またデザインなどでは目が行きにくいので、色を使う面積を大きくする場合が多い。


反対色,補色

反対色(補色)はポスターなどにおいて対比を強調させる時によく使う手法である。この位置関係はかなり使う事が多いので覚えておくべきだ。
しかし、そのまま使ってしまうとバチバチして目にうるさいので、少し彩度を落とした補色関係を使う事が多い。専らポスターなどの広告業界で頻繁に使われている。

また、昨今におけるYoutubeやInstagramなどの広告のバナーなどに良く見かける。一瞬で目を向けさせなければならないようなコンテンツにもこのパターンは多様されている。ファッション業界や歴史的建造物などにもよく見られる。


 














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