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GPU,CPUコスパ最高の組み合わせ!ボトルネック対策2020年最新版

ゲームをする上で避けて通れないのがボトルネックの問題です。性能が高すぎるCPUと性能が低いGPUを組み合わせても、お互いの性能が釣り合わないので、高性能なパーツのパフォーマンスを生かし切る事ができません(逆の場合も同様で、これらの現象を広い意味でボトルネックとも言います。)GPUやCPUは性能のランクによってコストパフォーマンスが高い相性を持ったGPU,CPUを入れて始めて、その性能を発揮することができます。

GPUボトルネック(GPUの性能が低い場合)とCPUボトルネック(CPUの性能が低い場合)があり、例えばゲームにおいてCPUの性能を大きく使う場合は、プレイヤーが敵の車に衝突したり、モンスターを撃ったり、切ったり、するなどして対象物に対して演算処理が開始される時です。昨今のゲームはCPUのコア数増加の傾向に合わせて、かなりマルチCPU化されており、昔のように1コアのみの性能で処理していた時代は終わりました。ただ、このような瞬間的な演算になってくると、1コア辺りの性能に依存することも多く、IntelのCPUがシングルコア性能がAMDよりも高く、ゲームに強いと言われている所以はそこにあります。

GPUの場合は、常にその性能を使って画面に投影しているので、ゲームにおいてはCPUよりもGPUの性能の方が重要で大部分を占めると言っても過言ではありません。また、注意しないといけないのは4K,2K,フルHDなど解像度が高くなっていくほど、高いGPUの演算処理が必要になってくるので、低い性能の物では投影できない問題が出ます。(一番下の表参照)

ゲームにおけるボトルネックの現状

ボトルネックの問題は時代やその時々によって問題は大きく異なってきます。昔のゲームはCPUのコア1つの性能に依存していました。俗にいうクロック数です。これをオーバークロックなどして利用していたのですが、CPUの1コア自体の性能を上げるには限界がありました。Intel-corei7(デビルズキャニオン辺り)からそういう傾向で、確か4コアの時代でした。4~5年くらい前の話ですかね…Intelが頭打ちで迷走していたCPU市場は、そこからCPUは次第にコア数を増やす方向に徐々にシフトし、Ryzenが登場してその傾向は激化していきました。

CPUがコア数を増やしていく方向にシフトしたので、ゲームはマルチCPU対応に変わっていきました。また、4Kなど高解像度の需要に応えるためにNVIDIAがGTX1080という名機などを開発していきGPUの性能が一気に上がりました。

時代の時々によってGPUの方が性能が上だったり、CPUの方が上だったりしましたが、今はゲームソフトの開発が進んでおり、マルチCPU対応というのは当たり前になってきています。このことから、CPU1コアに対する負荷が分散され、コア自体もターボブースト機能などゲーム等で主に使う、瞬間的なクロックの上昇性能の向上により、現在ボトルネックと言うものはミドルクラス以上のCPU、GPUを入れて置くとほとんどありません!!いい時代になりました。

ただ、注意しておかなければいけないのが、解像度の問題です。フレームレートなどもありますが、主に解像度を上げれば上げるほど、GPUに負荷がかかるので、低性能なGPUでは処理に遅延が生じます。一番下の表に4K,2K,フルHDの解像度ごとのGPUの性能を一覧にしているので参考にして下さい。

今はCPUもGPUも性能がいい感じなのですが、解像度の問題を踏まえると、GPUの方が伸びしろがあります。CPUは上手くマルチの方向に進化しましたし、Ryzenが登場してIntelのコスパがかなり良心的になりました。安価帯のCPUを使うならRyzen一択ですが、ゲーム用で自作PCを作るならIntelの方が性能が良いです。コスパが良いi5-9600Ki5-9400F辺りを入れましょう。

ボトルネックを解消するコツ

極端な話ですが、GPUの最高性能TITAN RTXに対して、ロークラスのCPUi3-9350KFを入れた場合、どの解像度でも比較的サクサクと動きます。対してCPUの最高性能i9-9900Kに対してロークラスのGPUGTX 1050を入れた場合、かなり画質を落とさないと画面自体が動作しないです。

このことから、ゲームの場合の主導権はGPUが担っています。クリエイティブな動画のエンコードやレンダリングは上の現象の真逆の事が起こると考えて下さい。CPUさえ良い物を使っているとGPUの性能は関係なしに、かなりの速度で動画が書き出せます。

ただ、これらの事は極端な話をしているだけで、性能のつり合いがとれたCPUとGPUを組み合わせた方が、用途別でも性能別でもコスパが良いです。下の表でRyzenとIntelの主力CPUを一覧にして並べています。

最も効率よく組むには、ミドルロー~ハイまでの価格帯の物を組み合わせる事がおすすめです。現時点で基準として考えて良いCPUが

GPUに関して言うと完全に

  • GPUの選ぶ基準
  • ゲームでもクリエイティブ用途でも基準はGTX1660
  • GTX 1650 GDDR6は最近のプレミアのハードウェアエンコードにも対応しており、コスパ抜群
  • 正直、クリエイティブ環境のGPUはミドルクラス以下で十分。CPU機能の方がよっぽど重要

Intel主力CPUとGPUのボトルネック性能一覧表

i5-9600Ki5-9400FはIntelの中では一番コスパが高いCPUで、最も売れているCPUの一つです。クリエイティブ環境は除き、ゲーム環境などのシングルコアの性能を必要とされる環境なら、これらさえ入れておけばどれだけ性能が高いGPUを入れてもそのパフォーマンスをフルに発揮させることができます。ただ、それならどれでもいいんじゃないかという話になってくるので、GPU,CPUの性能をmaxに使った時に、お互いの性能を生かし切る意味合いで、コスパ的につり合いが取れている物を比較したのが以下の表です。

価格帯別でコストパフォーマンスが高い者同士を組み合わせるならi5-9600Ki5-9400Fに、GTX1660がベストです。ミドルクラスのGPUだとどれも似たような物です。ある程度旧GTX1080程度の性能が必要ならRTX 2060で十分です。CPUの性能はゲーム用に使うならi5-9600Kでも十分すぎるほどで、あとはプレイしたい解像度に合わせてGPUの性能を合わせて行くのがオススメ。

ランク ハイエンド
ハイ
ミドル
ロー
主力CPU,GPU i9-9900K i7-9700K i5-9600K i5-9400F i3-9350KF
ハイエンド
TITAN RTX ◎◎
RTX 2080TI ◎◎ ◎◎
RTX 2080 ◎◎ ◎◎
ハイミドル
Radeon VII ◎◎
RTX 2070 ◎◎
ハイ
GTX 1080Ti(終) ◎◎
RTX 2060(新) ◎◎
GTX 1080(終) ◎◎
GTX 1070Ti(終) ◎◎
ミドルハイ
GTX1660Ti(新) ◎◎
GTX 1070(終) ◎◎
ミドル
GTX1660(新) ◎◎ ◎◎
RX 590 ◎◎
ミドルロー
GTX1060(終) ◎◎ ◎◎
RX 580 ◎◎ ◎◎
RX 570 ◎◎ ◎◎
RX 470
◎◎ ◎◎
ロー
GTX 1650
GTX 1050Ti
GTX 1050

AMD Ryzen主力CPUとGPUのボトルネック性能一覧表

ゲームに関してはIntelの方が良いので、こちらで組む場合はレンダリングやエンコードなどのクリエイティブ用途に使う場合が多いかと思います。正直、クリエイティブ環境ではGPUはあまりいらないです。圧倒的にCPUの方が大切です。GPUは入れたとしてもGTX1660がベスト。それ以上の性能の物を入れてもゲームでもしない限りはGPUの性能を生かし切ることはできません。RX 470RX 570GTX1660この辺りが一番コスパが高いです。あと注意したいのがグラボのメモリで、できれば8G以上の物を入れるのが好ましいです。これらはCGなどの制作画面上に表示できるポリゴン数に関係してくるので、ここが少ないとCGなどのモデリング時などに画面に不具合が発生することがあります。RyzenのCPUは本当にレンダリングやエンコードに優れているので、映像系用途で組むにはオススメ!かといってシングルコアの性能が悪いかと言えばそうではないので、ミドルハイクラスのCPUなら、割とどの解像度のゲームでもサクサクできますが、ゲームに特化させたい場合はIntelを入れましょう。GPU,CPUの性能をmaxに使った時に、お互いの性能を生かし切る意味合いで、コスパ的につり合いが取れている物を比較したのが以下の表です。

ランク ハイ
ミドルハイ ローハイ
主力CPU,GPU R7-2700X R7-2700 R5-2600X R5-2600 R5-2400G R3-2200G
ハイエンド
TITAN RTX
RTX 2080TI
RTX 2080
ハイミドル
Radeon VII
RTX 2070
ハイ
GTX 1080Ti(終) ◎◎ ◎◎
RTX 2060(新) ◎◎ ◎◎
GTX 1080(終) ◎◎ ◎◎
GTX 1070Ti(終) ◎◎ ◎◎
ミドルハイ
GTX1660Ti(新) ◎◎ ◎◎ ◎◎ ◎◎
GTX 1070(終) ◎◎ ◎◎ ◎◎ ◎◎
ミドル
GTX1660(新) ◎◎ ◎◎ ◎◎ ◎◎
RX 590 ◎◎ ◎◎
ミドルロー
GTX1060(終) ◎◎ ◎◎ ◎◎ ◎◎
RX 580 ◎◎ ◎◎ ◎◎ ◎◎
RX 570 ◎◎ ◎◎ ◎◎
RX 470
◎◎ ◎◎ ◎◎
ロー
GTX 1650
GTX 1050Ti
GTX 1050

GPU解像度別:性能一覧表

4Kで重たい3Dゲームなどを快適にプレイする目的で開発されたGPUがRTX 2080シリーズになります。ただ、正直RTX 2070辺りでも結構快適には動きます。性能はかなり高いですが、値段も高いです。これらはサイズがかなり大きな大きさでしたが、最近は軽量化されてきており、安定感もあるので、ゲーム用途で性能面の快適さを求めるなら迷わずこれらです。

コスパで基準にするGPUはGTX1660辺りで考えるのがオススメ!どんな用途でも汎用性が高く、長く使えます。

また、最近はマイニングの需要が無くなってきておりGTX 1650 GDDR6RX 570値段がかなり値段が下がりました。安価ながらそこそこ性能も高く、コスパがいいです。クリエイターはGPU性能はそんなにいらないので、この辺りがおすすめ。

クラス グラボ型番 性能(ベンチ) 3840×2160 2560×1440 1920×1080 コスパ
ハイエンド
TITAN RTX 20
RTX 2080TI 18
RTX2080 SUPER(新) 16 ◎◎
RTX 2080 15
ハイミドル
RTX2070 SUPER(新) 14.2
Radeon 5700XT(新)
14
◎◎ ◎◎
Radeon VII 12 ◎◎ ◎◎
RTX2060 SUPER(新) 12 ◎◎
RTX 2070 12 ◎◎ ◎◎
ハイ
Radeon 5700 11 ◎◎
GTX 1080Ti(終) 11 ◎◎
Radeon 5600XT(新) 10.5 ◎◎
RTX 2060 10 ◎◎
GTX 1080(終) 9 ◎◎
GTX 1070Ti(終) 8 ◎◎
ミドルハイ
GTX1660Ti 7.5 ◎◎ ◎◎
GTX1660SUPER(新) 7.2
◎◎ ◎◎
GTX 1070(終) 7 ◎◎
ミドル
GTX1660 6.5
Radeon 5500XT(新) 5
RX 590 5
ミドルロー
GTX1650SUPER(新) 4.5
GTX1060(終) 4
RX 580 4
GTX 1650 GDDR6
3.8
◎◎
RX 570 3.7 ◎◎
RX 470(終) 3.6
ロー
GTX 1050Ti 3
GTX 1050 2
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