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Intel Core i5 10400F性能ベンチマークRyzen 3600,3300Xと比較

Intel Core i5 10400F性能比較表

10400Fの特徴

2020年の5月に発売されたCore i5-10400Fは6コア12スレッドでベースクロックが2.9GHzです。メモリの帯域はDDR4-2666MHzまでなので、全モデルと同じになります。ソケットは新しいLGA1200となるので過去のマザーボードとの互換性が一切なくなり、新しいマザーボードを購入することが必須となります。

最初に発売されたのがFが付かないグラフィック機能が付いているCore i5-10400の方で、その一か月後くらいに国内入荷しました。前回最も人気とコスパが高かったCore i5-9400Fの後継CPUに当たる型番で、今回発売された最新第十世代Intelの中でも最もコスパが高いCPUの一つです。最近は価格が更に下がってきており、2万円前後の価格で購入できます。

マイナス的な意見が多かった第十世代Intelですが、蓋を開けてみると全くそのような事は無く、Core i5-10400FCore i7-10700KはほとんどのRyzenより人気です。ハイエンドのCore i9-10900Kは人気過ぎて、通常価格では国内で手に入らないような状況です。ここでは元PC店員の専門家が最新のIntelの性能を踏まえながら実際に検証し、同価格帯のRyzenと比較しながら最も人気が高いCPUのひとつであるCore i5-10400Fを解説していきます。詳しい検証環境はこちら

AMD Ryzen 3000番台とIntel 9000番台との比較

型番 価格 コア/スレ クロック ターボ L3
Cache
TDP 構造 プロセス ソケット
Core i7-10700K 49000 8 / 16 3.8 GHz 5.1 GHz 16 MB 125 W Comet Lake 14 nm LGA 1200
Core i5-10600K 36000 6 / 12 4.1 GHz 4.8 GHz 12 MB 125 W Comet Lake 14 nm LGA 1200
Core i5-10400F 21000 6 / 12 2.9 GHz 4.3 GHz 12 MB 65 W Comet Lake 14 nm LGA 1200
Core i3-10300 19000 4 / 8 3.7 GHz 4.4 GHz 8 MB 65 W Comet Lake 14 nm LGA 1200
Core i7-9700K 45000 8 / 8 3.6 GHz 4.9 GHz 12 MB 95 W Coffee Lake 14 nm LGA 1151
Core i5-9600K 23000 6 / 6 3.7 GHz 4.6 GHz 9 MB 95 W Coffee Lake 14 nm LGA 1151
Core i5-9400F 19000 6 / 6 2.9 GHz 4.1 GHz 9 MB 65 W Coffee Lake 14 nm LGA 1151
Ryzen 9 3900X 59000 12 / 24 3.8 GHz 4.6 GHz 64 MB 105 W Zen 2 7 nm AM4
Ryzen 7 3700X 38000 8 / 16 3.6 GHz 4.4 GHz 32 MB 65 W Zen 2 7 nm AM4
Ryzen 5 3600X 29000 6 / 12 3.8 GHz 4.4 GHz 32 MB 95 W Zen 2 7 nm AM4
Ryzen 5 3600 23000 6 / 12 3.6 GHz 4.2 GHz 32 MB 65 W Zen 2 7 nm AM4
Ryzen 3 3300X 15000 4 / 8 3.8 GHz 4.3 GHz 16 MB 65 W Zen 2 7 nm AM4

Core i5-9400Fと比較するとスレッド数が倍の12になっており、ターボクロックが4.3GHzまで引き上げられています。またキャッシュの量も3MBほど高くなっており、全体的な性能の向上が見られます。レンダリング性能では30%程度の向上、ゲーム性能ではシングルコア重視の物ではそこまで変わりませんが、マルチコア重視の場合は10%以上向上しているタイトルも多いです。とりわけ、ゲーム性能のコスパが非常に高く、このCPUから第十世代のIntelは同価格帯の第三世代のRyzenに対して明確なアドバンテージがあると言えます。

また今回消費電力が大きいと言われている第十世代Intelですが、TDPが65WとRyzen並みに優秀で、自作PCを作る時にも組みやすいCPUです。

最新第10世代intel内での比較

型番 価格 コア/スレ クロック ターボ L3
Cache
TDP 構造 プロセス ソケット
Core i9-10900K 73000 10 / 20 3.7 GHz 5.3 GHz 20 MB 125 W Comet Lake 14 nm LGA 1200
Core i9-10900KF 69000 10 / 20 3.7 GHz 5.3 GHz 20 MB 125 W Comet Lake 14 nm LGA 1200
Core i9-10900 58000 10 / 20 2.8 GHz 5.2 GHz 20 MB 65 W Comet Lake 14 nm LGA 1200
Core i7-10700K 49000 8 / 16 3.8 GHz 5.1 GHz 16 MB 125 W Comet Lake 14 nm LGA 1200
Core i7-10700KF 49000 8 / 16 3.8 GHz 5.1 GHz 16 MB 125 W Comet Lake 14 nm LGA 1200
Core i7-10700 42000 8 / 16 2.9 GHz 4.8 GHz 16 MB 65 W Comet Lake 14 nm LGA 1200
Core i5-10600K 36000 6 / 12 4.1 GHz 4.8 GHz 12 MB 125 W Comet Lake 14 nm LGA 1200
Core i5-10600KF 未発売 6 / 12 4.1 GHz 4.8 GHz 12 MB 125 W Comet Lake 14 nm LGA 1200
Core i5-10600 28000 6 / 12 3.3 GHz 4.8 GHz 12 MB 65 W Comet Lake 14 nm LGA 1200
Core i5-10500  26000 6 / 12 3.1 GHz 4.5 GHz 12 MB 65 W Comet Lake 14 nm LGA 1200
Core i5-10400 24000 6 / 12 2.9 GHz 4.3 GHz 12 MB 65 W Comet Lake 14 nm LGA 1200
Core i5-10400F 21000 6 / 12 2.9 GHz 4.3 GHz 12 MB 65 W Comet Lake 14 nm LGA 1200
Core i3-10320 20000 4 / 8 3.8 GHz 4.6 GHz 8 MB 65 W Comet Lake 14 nm LGA 1200
Core i3-10300 19000 4 / 8 3.7 GHz 4.4 GHz 8 MB 65 W Comet Lake 14 nm LGA 1200
Core i3-10100 15000 4 / 8 3.6 GHz 4.3 GHz 6 MB 65 W Comet Lake 14 nm LGA 1200

Core i5-10400Fは第十世代の中では下の方のグレードに入ります。またF付きなのでグラフィック機能はありません。また付属品として安価版のCPUクーラーが付きます。今回の第十世代IntelはKが付いている物以外はCPUクーラーが付属しています。コア数スレッド数で見ると6/12のグループの最下位になりますが、前回の同グレードに当たるCore i5-9400Fは6/6だったので、スレッド数が単純に二倍に上がっている所が一番大きな違いです。それに対して価格が2万円前後になってきているので、安価帯の他のIntel CPUと比べてもコスパは抜けています。

Intel 10400Fのレンダリング性能(クリエイティブ性能)

ここでは主にシネベンチR20を使ってシングルコアのレンダリング性能とマルチコア性能を比較しています。主にCGを使った性能の比較です。更に詳しい比較表はこちらを参照して下さい

シングルコア性能(3DCGレンダリング)

シングルコアの性能値は低いです。これはベースクロックが低く設定されているので下の価格帯のRyzen 3 3300Xにも大きく負けています。CG向けではないです。

マルチコア性能(3DCGレンダリング)

マルチスレッド機能です。こちらは12スレッドと前回の9400から二倍になっているので、ある程度高い数値になっています。性能的にはRyzen 5 3600の少し下くらいです。マルチコア性能はそこそこ優秀です。

映像レンダリング性能(Adobeプレミア)

昨今プレミアにおける大きなアップデートがあり、ハードウェアエンコーディングというNVIDIAや一部のAMDのGPUを使ったレンダリングで超高速化書き出しが可能になりました。基本的にはブラックボックスの機能なので細かくは開示されていませんが、対応しているGPUはアドビのホームページに載っているのでそちらを参考にして下さい。二時間半かかっていた書き出しが15分程で終わるくらい凄い速さになりました。このハードウェアエンコーディングを使うとGPUの負荷率が50%前後になり、CPUの負荷率も同じくらいになります。どのCPUを使ってもそこまで差が無くなり、GPU性能の方が重要になってきます。ただ、この場合はベースクロックが高いCPUの方が速く書き出せる傾向にあります。

上の表にしているのはソフトウェアエンコーディングを使った場合です。RTX2080Tiと組み合わせで検証しています。詳しい検証環境はこちら
CPUの使用率が90%前後になりますが、書き出しの速度は何倍も長くなります。(2020年アップデート以降)トータルのスレッド数が多いCPUが有利となっており、Core i5-10400Fは前回モデルから改善され、Ryzen 5 3600には勝てませんがある程度の性能向上が見られます。クリエイターなどのプロは今後こちらのレンダリング方式を使わない事が多くなるので、革命的な改善なのですが、Ryzenにおける動画書き出しの性能メリットが薄くなった事は確かです。

Intel 10400Fのゲーム性能

フォートナイト,APEX,PUBG,Rainbow6の平均FPS

1920×1080のフルHDサイズの中画質でプレイした時の平均的なFPSです。RTX2080Tiと組み合わせで検証しています。詳しい検証環境はこちらFPSや実際に検証している所は動画にしているのでそちらも参考にして下さい。頻繁に検証しているので定期的にくる細かいアップデートも考慮しています。

Core i5-10400Fはゲーム性能においては非常にコスパが高いCPUです。プレイするタイトルにもよりますが、性能的には3700Xと3600の間くらいの性能があります。3300Xや3600には勝っているシーンが多かったです。
ゲームはシングルコア、マルチコア依存のタイトルによって細かく変わりますが古いタイトルのシングルコア依存の物だと、3700Xよりもハイスコアをたたき出す物もあり、スレッド数が9400Fの倍になっているので配信などの用途で使う場合にも大幅に強化されています。

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 Intel 10400Fの処理性能

PASS MARK(パスマーク)での性能値

総合的なCPUの性能を検証するパスマークのスコアです。キャッシュの大きさなどが関わってくるベンチマークでマルチコア性能が高いCPUほど大きな数値になります。IntelのCPUは総じて同価格帯のAMDに負けており、この辺りの性能差がマルチコアではAMDに勝てないといわれている部分でもあります。CPUの構造自体の問題もあるのですが、Intel製のCPUはマルチコアを多用する特にクリエイト環境では不利になる事が多いです。Core i5-10400FRyzen 3 3300Xにも負けます。

Intel 10400FとRyzen3600,3300Xの比較

Core i5-10400Fのライバルに当たるのがRyzen 5 3600です。価格的にはほぼ同じくらいで比較対象に上がる事がおおいです。Ryzen 5 3600は今回発売されているRyzenの第三世代のCPUの中では一番売れているモデルです。最近はIntelの第十世代に対抗して発売された3500やRyzen 3 3300Xも人気なので何とも言えないですが、依然としてトップクラスの人気と性能的なコスパを維持しています。AMD,Ryzenのこの600番台の人気は根強く、第二世代の2600も一番人気があり売れていました。

Intelは第九世代の時最初Core i5-9600Kが売れ筋でしたが、数か月後にCore i5-9400Fを投入しこちらの方が日本のマーケットでは人気でした。常に3600とトップ争いをしているようなCPUでこの後継機種がCore i5-10400Fに当たるので何かと比較される事が多いです。

性能的には前回のCore i5-9400Fのスレッド数を倍にしてターボ値を強化しているのでゲーム性能でRyzen 5 3600を上回ります。Core i5-9400Fではマルチコア対応しているゲームではRyzen 5 3600に負けていましたが、Core i5-10400Fは負けていたタイトルでも勝てるようになっています。とりわけ最近の人気タイトルのフォートナイトやAPEXではアップデート後の環境でRyzen 5 3600より有利になります。

クリエイト用途などで使うマルチコア性能はシングルとマルチ両方でRyzen 5 3600に劣ります。発売が遅れてこれなので、以前のサイクルでは新作はIntelの方が高性能のCPUを出してくるのが常なのですが、一年前に発売されたRyzenを超えれていない所を見ると、この辺りは技術的な現状を物語っています。総合的にみるとゲーム性能に特化していてなおかつTDPがRyzenと同じなのでワットパフォーマンスも非常に優秀と言えます。3300Xが登場してコスパ的にかなり強いですが、ゲーム性能ではコア数スレッド数が多い分スコアで上回る事が多いのも推せるポイントです。

自作PCのIntel 10400F,おすすめ構成

Core i5-10400Fは発売当初に比べるとCPU自体の値段が下がってきており、今2万円前後で購入することができます。前回の売れ筋であるCore i5-9400Fは1.6万円くらいまで落ちたので、同水準まで下がってきそうな雰囲気もあります。ゲーミングを重視するなら最高のCPUでスレッド数が前のモデルと比べて二倍になっている点が一番大きいです。これによりマルチスレッド対応のゲームで性能が上がったのと配信などでも強い味方になってくれます。

構成をしぼれば5万円台くらいで作れます。ATXサイズで構成するとコストが上がるので安いマザーボードでM-ATXの構成で作るのがおすすめです。

Intel 10400Fとコスパが合うマザーボード

2020年の7月に入りH410B460のマザーボードが各メーカー出そろってきたので買い時でもあります。大体8000~10000円前後くらいの価格で購入する事ができます。ハイエンドのCore i7-10700K以降になってくるとZ490のマザーボードで組んだ方が、発熱や性能をフルに使う観点などでも良いですが、Core i5-10400Fの場合はTDP自体もRyzenと差ほど変わらないので、安価グレードのH410B460で十分です。コスパ良くIntelで自作できる環境が揃ったので、第十世代で自作PCを作る良いタイミングといえます。

Intel 10400Fまとめ

Intel 10400Fのメリット

長所
  • ゲーム性能のコスパは最高峰で同性能ではRyzenに対して明確に上になるラインのCPU
  • ファンが付属しているので安価で構成できる
  • 第十世代Intelの中で最もコスパが高いCPUの一つ
  • TDPが抑えられており、Ryzen並みにワットパフォーマンスが優秀
  • 価格が2万円前後と良心的で自作PC向け
  • H410B460のマザーボードでも性能をフルに発揮。ボトルネックが少ない

Intel 10400Fのデメリット

短所
  • グラフィック機能が付いていないのでGPUは必須
  • レンダリング性能、特にCG用途ではRyzenに劣る
  • マルチコア性能ではライバルのRyzen 5 3600に劣る
  • 以前のソケットとの互換性が無いので、過去のマザーボードを流用できない
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